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NEWS & TOPICS


杉村富生先生の新刊のお知らせです!!
『 株価チャートのすごコツ80 』
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解散・総選挙が先送りだと、当局は円安放置?(下)
YCC(イールドカーブ・コントロール→長短金利操作)は昨年12月、今年7月に若干の修正(長期金利の上昇を容認)が行われている。しかし、ここまで踏み込む、「ゼロ金利政策解除」の読売新聞の日銀筋のリーク的な報道は想定外だった。これが円安阻止を狙った情報操作なのは間違いないと思う。
この背景には岸田政権の内閣改造→支持率上昇→10~11月解散・総選挙の思惑があったはずだ。当たり前の話だが、円安はガソリン、食料品など国民生活に直結する輸入物価を上昇させる。国民の不満は高まり、票は逃げる。これは困る。
そこで、“三田の関所”の出番になったのだろう。しかし、とりあえず、10月の解散・総選挙は消えたと思う。内閣改造はあまり話題にならず、支持率が上昇しなかったのだ。分かりやすい構図といえる。ただ、11月の解散・総選挙説はくすぶっている。
いずれにせよ、9月20日~21日の日銀金融政策決定会合は予想に反し、「現状維持」だった。“三田の関所”は必要がなくなったのだ。すなわち、円安放置?である。ただ、急激な円安がこれ以上、進んだ場合、イエレン財務長官が「日本の立場は理解できる」と語っており、「円買い介入」の可能性は残っている。これには警戒を要する。
物色面では原油価格の上昇を反映、INPEX(1605)、K&Oエナジーグループ(1663)が強い。EVの中国生産をやめる三菱自動車(7211)は株価的には好感されている。逆に、EVシフトに加え、PBR0.49倍と出遅れの日産自動車(7201)は狙える。三菱重工業(7011)、中外製薬(4519)はジリ高となろう。
レゾナック・ホールディングス(4004)、南海化学(4040)には先高期待が膨らんでいる。レゾナック・ホールディングスは旧昭和電工だ。日立化成を吸収、現在の社名に変更した。半導体素材などの分野が充実できたという。南海化学はハイテク系工場の排液リサイクル事業(売上構成比1割)が急成長する見込みである。
一方、全般相場はパニック的な投げ売り商状となっている。機関投資家のリバランス、リスク資産の圧縮が主因といわれるが、真相は分からない。10月4日は「投資の日」だが、これでは「凍死の日」に」なってしまうぞ。日経平均株価は3万1000円を割り込み、売りが加速している。

解散・総選挙が先送りだと、当局は円安放置?(上)
為替が円安に振れている。1ドル=149円80銭がらみだ。昨年10月21には151円95銭の円安があったが、この水準を目指しているのだろう。原油(WTI)価格は1バレル=93ドル台に乗せてきた。円安プラスWTIの上昇はガソリンなど輸入物価を上昇させる。
マーケットでは“三田の関所”と呼ばれる。岸田首相、神田(財務省)財務官、植田日銀総裁のこと。3氏とも「田」がついている。彼らは為替市場の動きに関し、密接に連絡を取り合っているらしい。特に、8~9月は財務省、日銀サイドの円安けん制発言が相次いだ。典型的な口先介入である。
すなわち、「為替介入を排除しない」とか、「最近の円安はファンダメンタルズを反映していない」などがそうだ。さらに、ゼロ金利政策の解除に加え、「超金融緩和策の終了があり得る」とのコメントがあった。いや~、これにはビックリである。マーケットが身構えたのは当然だろう。
9月27日上場の大和証券幹事のAVILEN(5591)は不振のスタートだ。初値は2482円だったが、その後は大きく下げている。事業素質は良好なのだが…。「AVILEN AI」を活用したAIソリューション事業を手掛けている。パチンコ・パチスロ関連のユークス(4334)は出遅れている。
中古車オークショントップのユー・エス・エス(4732)は「ビックモーターの不祥事の影響がまったくない」(会社側)という。2024年3月期は連続最高益となる。配当(配当性向54%を公約)は69.4円(前期は67.5円)とする。何と、24期連続の増配である。立派な「配当貴族銘柄」ではないか。
ユー・エス・エスは24期連続の増配だが、コマースOneホールディングス(4496)は20年間無配状態を脱却、2024年3月期に34円の配当を行う。9月中間決算に27円(うち、20円は子会社の20周年記念配当)だ。すでに、27円は権利を落としたが、下期の7円は好業績を背景に増配の可能性が濃厚という。

日経平均株価の新高値は10月以降の「お楽しみ」!
10月相場のスタートである。荒れるといわれる「2日新甫」なのは気になるが、アメリカ議会はつなぎ予算を可決、連邦政府の窓口閉鎖は回避された。ビッグスリーと全米自動車労組とのドロ沼の紛争は解決の糸口が見え始めた。フォード・モーター(F)は30%の賃上げで妥協する見通しという。
異常気象である。東京はこのところスコールのような激しい雨が降る。ほんの10分、20分だ。その後は青空になる。9月は台風の発生が2件と少なかった。記録に並んだらしい。不思議である。
相場?こちらも不安定な状況に陥っている。その背景は9月28日既報のように、主に需給要因だ。日経平均株価は6月19日の高値3万3772円を奪回すると思われたが、失速気味である。まあ、新高値は10月以降の「お楽しみ」だろう。
そもそも、NY市場の9月のパフォーマンスは悪い。NYダウの9月の騰落率をみると、2021年がマイナス4.3%、2022年がマイナス8.8%、2023年がマイナス3.5%となっている。ウォール街では「巨大IT企業の組み入れシェアを落とす動きがみられる」という。アメリカは9月が年度末だ。利益確定売りが優先する。
日本市場の場合、9月中間決算期末に加え、外国人の二重課税を嫌った配当取り忌避があって、現物売りが継続していた。それに、日経平均株価の予想PERが15.5倍前後と、MSCI ワールド指数の15.5倍と同水準の状況にある。日本株は「出遅れ」といわれてきたが、いつの間にか世界平均並みになっている。
ただ、今後は外国人の買い戻し(8~9月は現物売りの先物買い)が期待できるし、インデックスファンドには配当落ち(日経平均株価は225円)に伴う買い余力が発生する。日本市場は下半期入りとなる。その金額はTOPIX型が9000億円、日経平均株価型が1500億円特報という。
いずれにせよ、この局面において、そんなに弱気になることはないと思う。ここは押し目買いのチャンスだ。物色面はどうか。需給面と成長性を評価すると、引き続いてプラスアルファ・コンサルティング(4071)、PKSHA Technology(3993)、ライズ・コンサルティング・グループ(9168)、ABEJA(5574)に注目できる。

28日(配当落ち)の株価急落についての考察は?
筆者にとって、ちょっと想定外の値動きである。9月配当落ち(日経平均株価の影響は225円安)の28日の株式市場は大幅安となった。日経平均株価は499円(1.54%)安の3万1872円と急落(瞬間697円安の3万1674円)、投資家の多くが「弱すぎる」と。何があったのだろうか。
古来、「材料はあとから貨物列車に乗ってくる」というが、後講釈のたぐいは色々と解説されている。まず、テクニカル的にフシ目(3万2000円)を切ったために、「調整局面入り」と判断した向きが売りを加速させた、というもの。確かに、チャートの足形は悪い。6月高値、9月高値と2点天井を形成している。
次に、8月下旬以降、配当忌避の外国人が現物売り、先物買いのポジションを組んでいたが、配当落ちの28日に先物売りを行った。現物は下がったところを「ゆっくり買おう」との作戦だろう。この種の売買は機械的に実施されるものだが、裁定解消売りと同様に、時間的なズレが生じる。
さらに、29日の大引けには日経平均株価の入れ替え(値がさ3銘柄を採用、低位3銘柄を削除)に伴うリバランス(約4100億円の換金売り圧力)が控えていた。これを先取りした投機筋が「いたずら」を仕掛けたのではないか。
7~9月は法人買い(中心は自社株買い)が外国人の現物売りを吸収してきた。しかし、自社株買いは四半期末の一週間(5営業日)は自粛機関に入る。そう、買い手不在に陥るのだ。機関投資家には来月渡し初日は「利食いを優先せよ」と指示を出したところがあったという。
今9月末には株式分割が多かった。1対3、1対4、1対5などだ。保有株数は3~5倍になる。資産的には「中立」なのだが、株数が増えた分のうち、「少しは売っておいたらどうか」との首脳陣の発言があったという。これまた、利食い優先の指示に等しい。まあ、急落するにはそれなりの理由がある。
もちろん、NY市場の不振(連邦政府の窓口閉鎖が避けられない状況をイヤ気)もあった。ただ、多くが需給要因だ。ここは突っ込み買いのチャンスだろう。ここは逆行高のウイングアーク1st(4432)、ABEJA(5574)、リョービ(5851)、ユーピーアール(7065)、サンクゼール(2937)、JMC(5704)などを攻めたいと思う。
外国人主導のマーケット!外国人は基本的に強気!
改めて述べるまでもない。東京市場は外国人主導のマーケットである。実に、委託売買代金シェアの6~7割を外国人が占めている。すなわち、彼らが買えば上がる、売れば下がる。分かりやすい。その外国人はコロナ禍の2020~2022年に先物を含め、13兆4566億円売り越した。まさに、「日本売り」である。
恐らく、バブル崩壊後30年、「日本は変われない」と判断したのだろう。しかし、2023年に入ると、状況は激変した。買い越し額は先物・現物合計で9月第2週までに8兆3852億円に達する。何がどう変わったのだろうか。
コロナ禍克服はもちろんのこと、日本再興戦略、ガバナンスコーポレート・コード、スチュワードシップ・コードの効果に加え、彼らは経営者の意識の変化を感じ取っているのだろう。それに、スケール的には日本市場の出遅れは著しい。NY市場の時価総額が6960兆円なのに対し、東証プライム市場の時価総額は850兆円にとどまる。
かつて、1989年末の日米両市場の時価総額が日本市場600兆円、NY市場が400兆円(東京がNYの1.5倍)だったなんて話を誰が信じるだろうか。いやはや、「失われた30年」のツケが何と大きいことか。ちなみに、1989年末の日経平均株価は3万8915円、NYダウは2753ドルだった。単純比較だと、14倍である。
しかし、その後の国際マネーはアメリカに集中した。日本は?バッシング、パッシング、ナッシング(叩かれ、素通りされ、そして“無”→何もない)である。だが、それが変わりつつある。財政再建路線に舵を切ったEUは買えず、中国は西側諸国との対立、不動産バブルの崩壊というダブルパンチに見舞われている。
国際マネーは脱EU、脱中国である。その資金が日本にくる。いや、すでに年初以来の買い越しにみられるように、巨大ファンドが続々と上陸している。商いを集めているのはトヨタ自動車(7203)、第一三共(4568)、カプコン(9697)、日立製作所(6501)、三井物産(8031)などだ。ど真ん中の主軸株である。
外国人は流動性を重視する。もちろん、業績は大切なポイントだろう。その点、これらの主軸株には業績面の不安がない。大幅株式分割後のローム(6963)、村田製作所(6981)、ホンダ(7267)は買いやすくなる。EV用eアクスルのアイシン(7259)はジリ高となろう。
法外な150ドル対14ドルの時給の差!
アマゾン・ドット・コム(AMZN) がクリスマス商戦に備え、倉庫臨時作業員25万人を雇用する、と話題になっている。その平均時給は20.5ドルだ。1ドル=147円だと、3000円強になる。かなり、高い。ちなみに、ウォルマートの最低時給は14ドル(約2000円ちょっと)といわれている。
日本のパート・アルバイトの最低賃金(時給)は1004円だ。先に、熊本(菊陽町)のTSMC(台湾積体電路製造)の社員食堂の「まかないのおばさんの時給が3000円」と報じられ、大騒ぎになった。確かに、つい最近まで現地のパート・アルバイトの時給は「700円程度」といわれていただけに、破格の待遇である。
なお、アメリカの日系自動車メーカーの従業員の最低時給は13.5ドル(約2000円)程度らしい。さて、この局面においてなぜ、時給の話をくどくどしてきたのか。それは全米自動車労働組合(UAW)とゼネラル・モーターズ(GM)、フォード・モーター(F)、ステランティス(STLA:旧クライスラー・オートモービルズ)のビッグスリーとの対立にある。
米自動車労働組合は「最大46%」の賃上げを求め、ストライキ攻勢を仕掛けている。米自動車労働組合の要求には旧給与体系と新給与体系の廃止(一本化)、賃金をインフレ率と連動させる生計費調整の導入などが含まれている。もっともな主張だが、経営側はすんなりと飲めないだろう。
ビッグスリーは日系自動車メーカー同様、テスラ(TSLA)、中国の電気自動車(EV)BYD進撃のために、「兆円単位」の設備投資を計画している。そんなときに、「大幅な賃上げは無理だ」と考えているはずだ。交渉は難航する。
そもそも、ビックスリーの賃金は高い。今回の要求が通ると、4年後の時給は何と、150ドル(2万2000円超)になる。岸田政権の「2030年代に最低時給1500円を目指す」とか、前述の給与水準と比べて欲しい。いや~、異常な水準ではないか。
現状では日本車(国内生産)のコスト競争力(生産コスト)は輸送費、関税を含め、米国車よりも1台当たり「6000ドル以上安い」という。これがもっと拡大する。トヨタ自動車(7203)、ホンダ(7267)、アイシン(7259)、デンソー(6902)どの上値は大きい。もちろん、浜井産業(6131)、nmsホールディングス(2162)など周辺企業も狙える。
10~11月の解散・総選挙が消え、円安放置?
三田の関所と称される3人は“仲良し”である。密接に連絡を取り合っていると思う。すなわち、岸田首相、神田(財務省)財務官、横田日銀総裁のこと。
8月下旬以降、「最近の円安はファンダメンタルズを反映していない」(神田財務官)、「データ次第によってはゼロ金利政策を解除する」(横田日銀総裁)の発言は「円安阻止」を狙ったものだろう。すなわち、9月に内閣改造→支持率上昇、10月に解散・総選挙の岸田政権の意をくんだコメント、との見方ができる。
しかし、支持率は上昇せず、10月の解散・総選挙は消えたらしい。そうなると、円安→インフレ(国民の不満が強い)に目くじらを立てる必要がない。20~21日の日銀金融政策決定会合が無風だったのは当然と推測される。
一方、アメリカはFRBが高金利を継続しそうだ。先のFOMC(19~20日)では政策金利を5.25~5.50%の水準に据え置いたものの、年内1回の利上げ(0.25%)が多数意見(投票権メンバー19人のうち、12人)だった。利下げについては議論の対象になっていない。ウォール街は「来年、1.00%の利下げ」を想定している。
しかし、これは甘いのではないか。日米の金融政策の違いはドル高・円安につながる。昨年10月21日には1ドル=151円95銭の円安を形成している。恐らく、10~11月にはこの水準を目指す展開となろう。問題は為替介入の有無である。
イエレン財務長官は「急激な為替変動を理由にした日本の単独介入は理解できる」と語っている。いずれにせよ、1ドル=140円台後半の円安定着は輸出関連企業にはメリットがあろう。
特に、自動車関連セクターが面白い。アメリカビックスリーの労使紛争は日系メーカーに漁夫の利的な恩恵をもたらすだろう。トヨタ自動車(7203)、ホンダ(7267)のほか、eアクスルのアイシン(7259)、デンソー(6902)、ギガキャスト関連のリョービ(5851)、JMC(5704)などに妙味がある。
テーマ性を有する好業績銘柄を攻める!
ここはテーマ性を有する好業績銘柄を攻めたいと思う。テーマ的にはパチンコ・パチスロ関連セクターが面白い。ダイコク電機(6430)、ゲームカード・ジョイコホールディングス(6249)、ユークス(4334)などがそうだ。業績は絶好調に近い。この背景には「戦後最大」と形容されるパチンコ・パチスロ業界の改革効果がある。
ゲームカード・ジョイコホールディングスはスマート遊技機の普及に伴って、カードシステム(スマートユニット)が伸び、業績は拡大期を迎えている。2024年3月期の営業利益は前期比2.6倍になるという。SBI証券がレーティングを「買い」とし、目標株価を「7770円」に設定している。時価比8割高となる。
ダイコク電機はパチンコ・パチスロ向けシステムを手掛けている。2024年3月期の第1・四半期(4〜6月)に営業利益48億3700万円を稼いだ。通期予想は42億円である。すでに、この水準を上回っている。会社側は通期予想を変えていないが、こんな理不尽?な話はないだろう。
最終的に1株利益は700〜800円になろう。株価は年初来高値を更新中だ。意外な上値を形成する可能性がある。このほか、強い銘柄ではEV用ギガキャストのリョービ(5851)、アーレスティ(5852)をピックアップできる。好業績だし、PBRはともに1倍を割れている。
日系EVメーカーのテスラ(TSLA)追撃の切り札はボディーを一体成形するギガキャスト、そして電源〜駆動部門をモジュール化したeアクスルである。eアクスルのニデック(6594)は中国メーカー向けだ。ギガキャストの穴株はJMC(5704)、UBE(4208)だろう。
EV用電池のマクセル(6810)、ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674)は次世代電池に技術力を有する。現在は中国が電池市場を支配している。パナソニック ホールディングス(6752)はこの分野に攻勢をかける。
ど真ん中の主軸株を集中して買っているが…?(下)
東京プライム市場では、東京海上ホールディングス(8766)、商船三井(9104)、住友金属鉱山(5713)、みずほフィナンシャルグループ(8411)、日立建機(6305)、三菱地所(8802)などの商いが弾んでいる。NTT(9432)、東京電力ホールディングス(9501)はジリ高だ。全般相場は疲れ気味だが、買い気は旺盛である。
主軸株中心の相場とはいえ、テラプローブ(6627)、高千穂交易(2676)、ティアンドエス(4055)、アーレスティ(5852)、アイホン(6718)、ヤマエグループホールディングス(7130)などは動兆しきりだ。やはり、テーマ性を有する好業績銘柄は強い。アーレスティはEV向けのギガキャスト関連、かつPBR1倍割れ銘柄である。
前述したように、小物はそれなりに物色されている。ABEJA(5574)、揚羽(9330)などの活況がそうだ。個人投資家は値動きの軽い材料株を探している。彼らは「上がれば買う」。機関投資家だって、商いが増えれば追随する。運用ターゲットは巨大IT企業だけではないだろう。それに、小物は値幅が取れる。
全般相場は波乱含みとなっている。急騰してきただけに、当然の調整局面だろう。さらに、9月は「荒れる」という経験則がある。NYダウの9月のパフォーマンスは悪い。東京市場はこの動きに引きずられる。だからこそ、9~10月相場では材料系の「小物が買われる」と主張してきた。実際、そうなりつつある。
豊田自動織機(6201)、ゼンショーホールディングス(7550)は上場来高値を更新中だ。チャート的にはこの状況を「青空圏を疾駆」という。要するに、買い方は総利食いの状態にある。売り方は総やられだ。これは強い。一段高が期待できる。ゼンショーホールディングスは「ココス」、「はま寿司」などが好調という。
ど真ん中の主軸株を集中的に買ってきたが…?(中)
19~20日のFOMCでは予想通り、政策金利が据え置かれた。投票権メンバーでは12人が年内に「0.25%の利上げ」(パウエルFRB議長も含む)、7人が「不要」だったという。年内のターミナルレートは5.50~5.75%となる。なお、「利下げ」は話題になっていない。高金利が継続する。
物色面ではコマツ(6301)、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、トヨタ自動車(7203)、日本製鉄(5401)、デンソー(6902)、IHI(7013)、ホンダ(7267)、三菱商事(8058)、三菱重工業(7011)、日立製作所(6501)など、ど真ん中の銘柄がにぎわっている。「この傾向は続くだろう」とみられている。
7月以降、主軸株が集中的に物色されてきた。反面、小物は分が悪い。先物などインデックス主体の“空中線”だ。ミサイルが乱舞するような状況では歩兵部隊は出る幕がないようだ。かろうじてダイコク電機(6430)、ホットランド(3196)、パルグループホールディングス(2726)、ユークス(4334)が頑張っていたが…。
要するに、ここ数週間、先物主導の相場展開だった。しかし、先週末の日経平均株価(225銘柄)の騰落レシオは143.96と、かなり過熱ゾーンにある。もちろん、新高値のTOPIXに対し、日経平均株価は出遅れていた。この修正が行われたのだろう。米国市場ではマグニフィセント・セブンが反騰相場をリードする構図である。
ちなみに、マグニフィセント・セブンとは「七人の侍」、「荒野の七人」、「マグニフィセント・セブン(すばらしき7人)」など映画の題名に由来する。具体的にはアルファベット(GOOGL)、アップル(AAPL) 、メタ・プラットフォームズ(FB)、アマゾン・ドット・コム(AMZN) マイクロソフト(MSFT)、エヌビディア(NVDA)、テスラ(TSLA)のこと。
この7銘柄の時価総額は1621兆円になっている。いや〜、すごい。東証プライム市場の約2倍のスケールである。機関投資家は運用競争上、この7銘柄を買わざるを得ない。そして、「Buy and hold」だ。売り物は出にくい。したがって、上昇を続ける。「マーケットのゆがみ」との声も聞かれる。ただ、これが現実だろう。
ど真ん中の主軸株を集中的に買ってきたが…?(上)
14日には発行株式数の9割を保有するソフトバンクグループ(9984)傘下のARMホールディングス(ARMH)がナスダック市場に上場(公開価格51ドルに対し、初値は56.1ドル)、話題を集めたし、テスラ(TSLA)が好人気となっている。テスラはカスタムスーパーコンピューター「Dojo」が脚光を浴びつつある。
テスラのスーパーコンピューター「Dojo」は“道場”のこと。自動運転などでのデータ処理に威力を発揮しそうだ。エヌビディア(NVDA)のスーパーコンピューターを独自にグレードアップしたもの。テスラはいまや、単なるEVメーカーではない。テクノロジー会社といえる存在である。
モルガン・スタンレー(MS)のアナリストはこれによって、「テスラの企業価値は最大5000億ドル増加する」(現在の時価総額は129兆円)という。ナスダック市場におけるハイテク系の柱はテスラになろう。「Dojo」は無人運転、ロボットタクシー、ネットワークサービスの迅速な導入を可能にする。
それと、相場(株価の動き)は天の邪鬼(あまのじゃく)である。7~8月は“夏枯れ”の予想をものともせず上昇、円高傾向とのコンセンサスは見事に外れた。物色面ではPBR1倍割れ銘柄、高配当銘柄を中心に、内需系の主軸株が買われた。この背景にはアクティブETFの上場があったと思う。
すなわち、TOPIX主導の相場展開だ。この傾向が「当分続く」とみられていたが、日経平均株価が猛反騰を示している。この背景にはナスダック市場でのテスラ人気、ソフトバンクグループ(9984)傘下のARMホールディングス(ARMH)の上場、さらには値がさのハイテク系銘柄の反発などがあろう。
もちろん、10~11月の解散・総選挙説の台頭、岸田政権と日銀の連携による「デフレ脱却宣言」が近いとの読みがある。ただし、内閣改造によっても岸田政権の支持率は上昇せず、「ここでの解散・総選挙は無理ではないか」との声が高まっている。解散・総選挙がなければ「円安放置」となる。
今回のFOMCは“無風”!金利据え置き!
アメリカのCPI(消費者物価指数)上昇率は2021年3月に、初めて2%の水準を超えた。2%はFRBの物価目標である。しかし、FRBは動かず、「物価上昇は一過性」との主張を繰り返した。それが2022年6月には9.1%の異常値(40年ぶり)を記録し、パウエルFRB議長を「無制限の金融引き締め」に駆り立てたのである。
ただ、CPI上昇率は9.1%をピークに、2023年6月には3.0%上昇と、12ヶ月連続で低下した。「インフレは制圧された」と言われたものだ。しかし、この低下トレンドは7月に3.2%上昇でストップ。8月は3.7%の上昇(予想は3.6%)だった。要するに、インフレ抑制は容易ではない、ということだろう。
とはいえ、CPIの35%を占める家賃は下がっている。賃金はピークアウトが近い。9月19~20日のFOMCではFEDウォッチャーの予測(据え置きが97%の確率)通り、利上げ見送りとなろう。恐らく、FRBは高い金利(利上げ継続)か、長い高金利(ターミナルレートの5.50~5.75%水準の維持)かの選択を求められている。
パウエルFRB議長の決断は長い高金利だろう。したがって、当面は利下げがない。高金利を前提に、ポートフォリオを構築する必要がある。筆者は9~10月相場では「ハイテク系の出番が見込める」と主張してきたが、足元はアップル(AAPL)ショックに直撃されている。しかし、機関投資家のリバランスは終わったと思う。
日本市場ではソニーグループ(6758)、日立製作所(6501)、TDK(6762)、東京エレクトロン(8035)、イビデン(4062)、ルネサスエレクトロニクス(6723)、レーザーテック(6920)などが大商いとなっている。
ナスダック市場は波乱含みだが、ハイテク系の調整は完了している。株価的には買いづらいが、ジリ高が期待できる。PBR1倍割れのひろぎんホールディングス(7337)、仕手妙味のサンバイオ(4592)なども買われるだろう。
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8~9月相場は市場エネルギーが細るとともに、荒れもようとなりやすいのです。だからこそ、個別物色(テーマ性内包の好業績銘柄を狙う)の色彩が一段と強くなります。そして、この時期は秋~年末に向けての仕込みのチャンスになるのです。そう、暑い盛りの努力は必ず報われます。
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杉村富生 月刊「株式CDマガジン」2023年6月号
「日本株、怒りの反騰劇が始まったぞッ!」
6月22日(木)発売!
CD価格:8,800円( 税込 9,680円 )国内送料無料です
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【ダウンロード版】もございます。
本体 6,800円 ( 税込 7,480円) 国内送料無料です(直接WEB購入)
パソコンやスマートフォンなどで聴取可能です
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力強い急騰劇が演じられています。抜群に強いですね。永田町には「解散風」が吹き始めています。しかし、これは悪材料ではありません。1969年以降、衆議院の解散→総選挙(解散前日~投票日前日)の日経平均株価は17連勝(日経平均株価の平均上昇率は3.9%)となっています。
やはり、政策期待が高まるのでしょう。今回は子育て支援、防衛などに加え、半導体業界の育成、先の豪雨を受け国土強靱化が話題になりそうですね。ただ、選挙後はやや波乱が予想されます。急騰の反動があるでしょうし、子育て支援、防衛費増額の財源が決まっていません。
従って、7~8月の投資戦術は「利食い優先」の姿勢が必要ではないでしょうか。株式投資は“緩急”が求められます。“攻め”一辺倒では勝てません。古来、「売り買い休みの三筋道」と言うではありませんか。
そんな投資作戦を含め、6月号のCDマガジンでは長期トレンドの解説のほか、短期的な視点を交え、夏相場での活躍期待株を紹介します。ぜひ、この機会にご購読されてはいかがでしょうか。
このほか、割安価格とお得なレター特典がついた「定期購読コース」もございます
毎月のCDマガジンのお届けはもちろん、定期購読だけの特典として、
第4水曜日には、杉村先生執筆のレター情報をお送りします!
【CD版】 定期購読=6ヶ月48,400円(税・送料込み)
【ダウンロード版】定期購読=6ヶ月 37,400円(税・送料込み)
レター情報は月1回発行(レター情報が読めるのは、定期購読だけの特典です)
特別版「杉村富生の投資戦術と銘柄の選び方」(CD)をプレゼントいたします
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CDマガジンのお知らせです
杉村富生 月刊「株式CDマガジン」2023年5月号
「風薫る季節!株式投資の時代到来!」
5月18日(木)発売!
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外部環境の不透明感(モヤモヤ)をものともせず、トレンド的には株式市場は堅調です。日本市場は出遅れ修正に加え、「日本再興戦略」(企業統治改革)を評価する動きが続いています。すなわち、「失われた30年」の克服です。
テクニカル的には日経平均株価が1年以上にわたったボックスゾーン離脱を鮮明にしています。筆者は年内に3万2400円がらみの上値を想定し、2024~2025年には3万8915円(1989年12月29日の史上最高値)に挑戦する、と考えています。まさに、投資のチャンス到来です。このタイミングを逃してはいけません。
銘柄的には引き続いて、「フライ・トゥ・クオリティ」をベースに、質の良い銘柄を攻めたいと思います。具体的には3月号CDマガジンで紹介したわらべや日洋ホールディングス(2918)、マツキヨココカラ&カンパニー(3088)、トレジャー・ファクトリー(3093)などのような銘柄です。業績面とテーマ性を重視しています。
Abalance(3856)、nmsホールディングス(2162)、インスペック(6656)、パナソニック ホールディングス(6752)などは一貫しずっと注目しています。もとより、基本は銘柄です。5月号のCDマガジンでは前述のテーマに沿った活躍期待銘柄を紹介します。ぜひ、この機会にご購読されてみてはいかがでしょうか。
このほか、割安価格とお得なレター特典がついた「定期購読コース」もございます
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CDマガジンのお知らせです
杉村富生 月刊「株式CDマガジン」2023年4月号
「家計資産が倍増の米国に負けるな!」
4月20日(木)発売!
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株式市場は意外に堅調ですね。ただ、欧米の金融不安がくすぶっていますし、急騰の反動がありそうです。米国景気は後退局面に入っています。しかし、個別物色機運は旺盛です。それと、「フライ・トゥ・クオリティ」と形容されますが、質への逃避がおこっています。すなわち、銘柄選びがより重要になってくるのです。
だからこそ、CDマガジンの出番でしょう。手前ミソになりますが、1月号ではライフドリンクカンパニー(2585)、TSIホールディングス(3608)、テラプローブ(6627)、ウイルテック(7087)などを取り上げました。いずれも上昇率20%超の「大成功」」です。引き続いて、銘柄勝負ではありませんか。
すなわち、この局面は「森を見ず、木を見よ」の投資戦術が求められます。総論を語っても始まりません。もちろん、森が枯れれば木も枯れる、の原理原則は承知しています。ただ、5~6月相場での大崩れは考えられません。FRBの利上げは最終点(ターミナルレート)がみえてきました。
恐らく、5月2~3日のFOMCにおいて、利上げ打ち止めの可能性が濃厚です。為替は1ドル=133円台の円安です。いよいよ、株式投資のチャンスが訪れます。4月号のCDマガジンでは前述のテーマに沿った活躍期待銘柄を紹介します。ぜひ、この機会にご購読されてみてはいかがでしょうか。
このほか、割安価格とお得なレター特典がついた「定期購読コース」もございます
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杉村富生 月刊「株式CDマガジン」2023年3月号
「ダイナミズム復活の株式市場!投資のチャンス到来!」
3月16日(木)発売!
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株式市場は日経平均株価が2月6日の戻り高値2万7821円を一気に奪回、上値を追っています。3月は基本的に、「もみ合い」と考えていましたが、まったく逆の展開です。やはり、それだけ買い気が旺盛ということでしょう。マーケットはダイナミズム(躍動感)復活です。
すなわち、企業活動が活発化するとともに、物色意欲が回復してきました。この背景にはコロナ禍克服、東証改革第2幕の開演、中国景気の浮上、製造業の国内回帰、インバウンド復活、新工場の建設ラッシュ、経済再生の動き、次々に開花するイノベーション、アメリカの自動車販売の絶好調などがあります。
この動きは継続しそうです。そう、株式投資のチャンス到来です。この流れを見逃してはいけません。3月号のCDマガジンでは前述のテーマに沿った活躍期待銘柄を紹介します。ぜひ、この機会にご購読されてみてはいかがでしょうか。
このほか、割安価格とお得なレター特典がついた「定期購読コース」もございます
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杉村富生 月刊「株式CDマガジン」2023年2月号
「節分天井&彼岸底の株価習性に抵抗する!」
2月16日(木)発売!
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年初以来の株式市場は大発会(1月4日に日経平均株価は377円安)を除いて、力強い上昇相場を展開しています。抜群に強いですね。経験則的には「節分天井」のパターンですが、心配はいりません。今年前半は堅調な値動きになるのではないでしょうか。
一方、3月は「波乱」と予想する向きが増えています。しかし、これも懸念は無用です。理想的な?「彼岸底」ではありませんか。絶好の押し目形成場面(筆者の基本方針は突っ込み買いの吹き値売り)と判断できます。では何を狙いましょうか。やはり、テーマ性を有する元気な銘柄がターゲットです。
2月号のCDマガジンでは話題のテーマを紹介するとともに、活躍期待株をお届けします。ぜひ、この機会にご購読を。
このほか、割安価格とお得なレター特典がついた「定期購読コース」もございます
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レター情報は月1回発行(レター情報が読めるのは、定期購読だけの特典です)
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新刊のお知らせです!
『 株価チャートのすごコツ80 』
『 株価チャートのすごコツ80 』が全国書店において1月21日に発売されました!
発行:すばる舎、価格:1600円(+)税です。ぜひ、ご高覧ください。
「貯蓄より投資」の流れが続いています。個別株での運用をする場合、
せめて株価チャートが読めなければ話になりません。
株式関係の書籍110冊以上上梓してきた「杉村富生」が、
株価チャートの読み方のコツを懇切丁寧に解説します。
80のポイントに分けて細かく解説してます。
このため、投資初心者でも一読するだけで必要、かつ十分な投資スキルが身につきます。
初心者には難解に感じる投資用語については、脚注でしっかり解説しています。
知識ゼロの人でも大丈夫です。
値千金の投資スキルを身につけて、これからのあなたの運用全般に活かしてください。
長い人生が楽しくなるはずです。
ラジオNIKKEIからCDマガジンのお知らせです
杉村富生 月刊「株式CDマガジン」2023年1月号
「常に、危機対応の備えが必要!内需系の小物にマトを!」
1月19日(木)発売!
CD価格:8,800円( 税込 9,680円 )国内送料無料です
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本体 6,800円 ( 税込 7,480円) 国内送料無料です(直接WEB購入)
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トレーダーズショップ: 杉村富生の月刊 株式マガジン (ダウンロード版/1か月更新) (tradersshop.com)
大発会(1月4日)こそ、急落(日経平均株価は377円安)のスタートでしたが、2023年相場は総じて堅調な展開となっています。なにしろ、昨年(1月5日に2万9332円の高値)と違って、今年(1月4日のザラバ安値は2万5661円)は安値圏の幕明けです。一段安よりも一段高(基本はジリ高)の方が分かりやすいのではないでしょうか。
テーマ的にはエネルギー価格が落ち着きを取り戻しています。このため、脱炭素の動きが再び高まるでしょう。防衛、DX(デジタルトランスフォーメーション)、Web3の反発も期待できます。原発は電力危機を追い風に引き続いて話題を集めると思います。助川電気工業(7711)が本命です。
1月号のCDマガジンでは2023年のテーマとともに、活躍期待株を紹介します。ぜひ、この機会にご購読を。
このほか、割安価格とお得なレター特典がついた「定期購読コース」もございます
毎月のCDマガジンのお届けはもちろん、定期購読だけの特典として、
第4水曜日には、杉村先生執筆のレター情報をお送りします!
【CD版】 定期購読=6ヶ月48,400円(税・送料込み)
【ダウンロード版】定期購読=6ヶ月 37,400円(税・送料込み)
レター情報は月1回発行(レター情報が読めるのは、定期購読だけの特典です)
特別版「杉村富生の投資戦術と銘柄の選び方」(CD)をプレゼントいたします
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『 老後資金2000万円はこの株でつくりなさい! 』好評発売中!
『 老後資金2000万円はこの株でつくりなさい! 』
全国書店で好評発売中です!
ぜひご高覧ください!
老後資金2000万円はこの株でつくりなさい! - 株式会社 すばる舎 学び・成長・成功をあなたに (subarusya.jp)
ラジオNIKKEIからCDマガジンのお知らせです
杉村富生 月刊「株式CDマガジン」
「2022年12月号「2023年相場を展望する!テーマ&活躍期待株は?」
12月21日(水)発売!
CD価格:8,800円( 税込 9,680円 )国内送料無料です
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2023年相場はどんな展開になるのでしょうか。星回りは五黄土星が四緑木星に代わります。五黄土星は歴史的には腐敗、災害、混乱、戦争など良くない巡り合わせ、とされています。実際、過去には関東大震災、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件、真珠湾攻撃(太平洋戦争)が起こっています。
今年はウクライナ紛争(ロシア軍のウクライナ侵攻)です。しかし、2023年は四緑木星です。景気回復(経済再生)の年回りとなります。世界経済はコロナ禍を克服、インフレ沈静化とともに、各国中央銀行の金融引き締め政策が終焉、浮上に向かうのでしょう。これがプラス材料です。
日本市場は出遅れています。その修正がありそうです。日経平均株価は3万円の大台を奪回します。その原動力となるのは外国人の買いです。為替は円高となります。彼らにとって、絶好の仕掛けのタイミングではありませんか。
12月号のCDマガジンでは2023年相場の筆者独自のトピックス(10大ニュース)を解説するとともに、2023年卯(ウサギ)相場での活躍が期待できる「飛び跳ねる」厳選9銘柄を紹介します。これは楽しみです。ぜひ、この機会にご購読を。
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杉村富生 月刊「株式CDマガジン」
2022年10月号「基本は個別銘柄対応!ここで狙える厳選6銘柄」
10月19日(水)発売!
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月刊「株式CDマガジン」のリニューアル第1弾です。再三指摘しているように、年初以来の株式市場は逆金融相場、そしてベア(弱気→往来相場)マーケットです。ただし、ズルズルと下げる展開ではありません。
基本的にはボックスゾーンの動きです。だからこそ、安いところ(時)には勇気をふるって買い、高いところ(時)はしっかり売っておかねばなりません。もちろん、個別銘柄は別です。筆者は一貫し、銘柄勝負と主張しています。
外部環境は相変わらず、不透明です。しかし、売られすぎ(6月20日、9月30日、そして現在)は必ず修正されます。足元はそうなっています。いわゆる、ベアマーケットラリーです。この“波”をうまくとらえることが重要ではないでしょうか。
10月号では相場解析とともに、先高が期待できる「厳選6銘柄」をお届けします。ぜひ、この機会にご購読を。
このほか、割安価格とお得なレター特典がついた「定期購読コース」もございます
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第4水曜日には、杉村先生執筆のレター情報をお送りします!
【CD版】 定期購読=6ヶ月48,400円(税・送料込み)
【ダウンロード版】定期購読=6ヶ月 37,400円(税・送料込み)
レター情報は月1回発行(レター情報が読めるのは、定期購読だけの特典です)
さらに、特別版「杉村富生の投資戦術と銘柄の選び方」(CD)をプレゼントいたします
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杉村富生先生の新刊好評発売中です!
『 ウィズコロナ→ポストコロナはこの「厳選株」で攻略せよ! 』
が全国書店で好評発売中です。ぜひ、ご高覧ください!
新刊 好評発売中です!
新刊 『 ウィズコロナ→ポストコロナはこの「厳選株」で攻略せよ! 』
が全国書店で好評発売中です!(すばる舎)
ヒット銘柄続出のシリーズ第7弾です。価格は1500円(+)税です。
ぜひ、ご高覧ください!
株式市場は完全にコロナ制圧→景気回復を織り込み始めています。
今年も〝銘柄発掘“の第一人者が、活躍期待株を厳選するとともに、
手掛かり(注目)材料を解説しています!
日経平均株価は史上最高値(1989年12月29日の3万8915円)挑戦の動きです。
株式市場はコロナショックを克服、日経平均株価は2020年以降、9割もの急騰劇を演じています。
この流れは2021年も継続しそうです。現状はニューノーマル時代です。
加えて、イノベーション(技術革新)が起こっています。
本書では個人投資家好みの銘柄を軸に、ピックアップしています。
さあ、このチャンスを生かそうではありませんか。
新聞・雑誌・WEB掲載のお知らせです
新聞・雑誌・WEB掲載一覧です。ご高覧いただけますと幸いです。
〇新聞 毎週火曜日掲載『日刊ゲンダイ』(夕刊紙)「コラム」
〇雑誌 『株主手帳』「マーケットレター」(青潮出版:毎月17日発売)
3月号好評発売中!(毎月掲載)
『日経マネー』2021年4月号 (日経BP社:発売日2月20日)
ESGの大波を個別株で捉える プロが選んだ有望22銘柄
~杉村さんオススメ有望銘柄6~
『FLASH (フラッシュ)』2021年 3/2号(光文社:発売日2月16日)
資金30万円以下で買える!今からでも「上がる株」35銘柄
~杉村富生氏が選ぶ8銘柄~
〇WEB「株探」 「珠玉の相場コラム」「杉村富生の短期相場観測」(毎週更新)
新刊のお知らせです!
『ウィズコロナ→ポストコロナはこの「厳選株」で攻略せよ! 』
『 ウィズコロナ→ポストコロナはこの「厳選株」で攻略せよ! 』が
全国書店で2020年12月24日に発売されます(発行:すばる舎)。
ヒット銘柄続出のシリーズ第7弾です。価格は1500円(+)税です。
ぜひ、ご高覧ください!
序 章 ピンチはチャンス! 危機は必ず克服される
第1章 ウイズコロナの「新成長株」はここまで買える!
第2章 セクター別「主力銘柄」はここまで戻る!
第3章 10万円未満で買える厳選10銘柄
第4章 30万円未満で買える厳選10銘柄
最終章 2021年の相場展望&「市場別」勝負銘柄!
今年も〝銘柄発掘“の第一人者が、活躍期待株を厳選するとともに、
手掛かり(注目)材料を解説します!
株式市場はコロナショックを克服、日経平均株価は2020年に6割強の急騰劇を演じました。
この流れは2021年も継続しそうです。現状はニューノーマル時代です。
加えて、イノベーション(技術革新)が起こっています。
本書では個人投資家好みの銘柄を軸に、ピックアップしています。
新刊のお知らせです!
『 2020年は「この株」で大勝だ!! 』
『 2020年は「この株」で大勝だ!! 』が全国書店で12月21日に発売されます!
発行:すばる舎、価格:1600円(+)税です。ぜひ、ご高覧ください。
筆者は波乱の平成と違って、希望の令和と主張しています。それに、超低金利です。
さらに、公的年金には「?」が点灯、「自分年金」の構築が求められています。
まさに、株式投資のチャンス到来ではありませんか。
外部環境が急好転、景気敏感セクターとしての日本株の出直りが期待できます。
外国人は10月以降、買い越しに転じています。
もちろん、日本株はPER、PBR面に加え、株価水準的に大きく出遅れています。
その修正がありそうです。
本書は注目銘柄が満載されています。すなわち、銘柄勝負の構成です。
ラジオ出演のお知らせです
1月9日(土)ニッポン放送
『高嶋ひでたけ・森田耕次のキニナル・サタデー』
17:40 ~ 19:00にゲスト出演します。
(杉村富生は18:10~出演予定です)
ぜひ、お聴きください!
著作物のお知らせです
著作物情報を更新しました。
ぜひ、ご覧ください。
CDマガジンのお知らせです
杉村富生 月刊「株式CDマガジン2023年2月号」
「節分天井&彼岸底の株価習性に抵抗する!」
2月16日(木)発売です!ぜひ、ご購読ください。
定期購読特典もございます。
(毎月1回レター情報をお送りいたします)
さらに、特別版「杉村富生の投資戦術と銘柄の選び方」(CD)をプレゼントいたします
受付電話番号03-5386-7391(平日 10:00~17:30)FAX03-5386-7393(24時間受付)トレーダーズショップ(パンローリング株式会社)をご覧ください
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杉村富生 月刊「株式CDマガジン2023年10月号」
「デフレ脱却を先取りする株式市場!」
10月19日(木)発売です!ぜひ、ご購読ください。
定期購読特典もございます。
(毎月1回レター情報をお送りいたします)
さらに、特別版「杉村富生の投資戦術と銘柄の選び方」(CD)をプレゼントいたします
受付電話番号03-5386-7391(平日 10:00~17:30)FAX03-5386-7393(24時間受付)トレーダーズショップ(パンローリング株式会社)をご覧ください
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