杉村富生の兜町ワールド

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NEWS&TOPICS

NEW 2017.03.24 ディーリングの対象のソレイジア・ファーマ
 ソレイジア・ファーマ(4597)はディーリングの対象になろう。初値は234円だった。公募価格185円に対し、26.5%高だ。公募株数・売り出し株数が2,235万3,100株と多いのを気にする向きがあるが、大株主は『当面売らない』と言っているし、新薬パイプラインは4本保有している。ここでは流動性の高さが魅力ではないか。

 全国保証(7164)、日本M&Aセンター(2127)、アスカネット(2438)、ケアサービス(2425)、M&Aキャピタルパートナーズ(6080)、スマートバリュー(9417)が抜群に強い。スマートバリューはトヨタ自動車とNTTが自動運転分野(5G)で活用したことにより、関連受注の獲得が期待できる。
 さらに、日本エアーテック(6291)、ウェッジHD(2388)、フジタコーポレーション(3370)、インスペック(6656)、エボラブルアジア(6191)などが急騰している。ウェッジHDが買われると、Jトラスト(8508)が戻る。このほか、アドテックプラズマテクノロジー(6668)が出直りの構え。
NEW 2017.03.23 悲喜こもごものIPO銘柄!
 IPO銘柄のファイズ(9325)が急騰、ビーグリー(3981)、うるる(3979)は大幅高となっている。ファイズは3月15日に、ビーグリーは17日に上場した。ビーグリーはコンテンツプラットフォーム事業(まんが王国)を運営している。公募価格は1,880円だったが、初日に1円上の1,881円であっさり寄った。それが22日には400円高の2,500円と急伸した。外国人を含め、投資家は業績、PER、需給などを良く見ている。

 そう、投資家の皆さんは極めて賢い。初値が公募価格に対し、ちょっと高めの銘柄が狙い目だ。2~3倍になった銘柄はやや怖い。反面、大幅安の銘柄はどうか。マクロミル(3978)が好例だが、公募価格は1,950円だった。22日は1,651円の安値まで売り込まれた。出戻り組は嫌われている?まあ、筆者はオークネット(3964)、スシローグローバルHD(3563)には『手を出すな』と主張しているが…。
 ファンドの出口案件(出戻り)は幹事証券の出方次第だろう。3月24日上場(マザーズ)のソレイジア・ファーマ(4597)はファンドが大量に保有している。しかし、ファンドは『当面売らない』と言っている。それに、公募価格が185円と安いのが魅力である。ただ、公募株数は1,943万7,500株(あと、売り出しが291万5,600株)と多い。流動性は抜群?といえる。

 人気薄といえば本日(23日)、東証2部に上場のグリーンズ(6547)だろう。ホテル・レストラン・バンケットの運営を行っている。公募株数は200万株、売り出しが240万株(追加売り出し66万株)だ。公募価格はPER12倍の1,400円である。すんなり寄り付くようだと面白い。株価は元気だが、ほぼ日(3560)、力の源HD(3561)はあまり追いかけたくない。ラーメンは食べ過ぎると、胃が痛くなる。
 このほか、注目のSBI案件のNo.1(3562)、ネットマーケティング(6175)は狙える。直近IPO銘柄ではないが、全国保証(7164)、ウィルプラスHD(3538)の値動きが軽快だ。ウィルプラスHDには今月末の1対2の株式分割の権利が付いている。ソリトンシステムズ(3040)も1対2の株式分割の権利付きだ。この株価(1,650円がらみ)は買えるのではないか。ディー・ディー・エス(3782)は怒りの反騰劇を展開するだろう。
NEW 2017.03.22 悪い予測はなぜか、良く当たる!
 悪い予測はなぜか、良く当たる。3月17日の当コラムでは『日本株の上値を抑える6つの気掛かり材料』を紹介、万一の場合は『日経平均株価の大幅調整がある』と記した。大幅調整とは1,000円安程度と考えている。さらに、21日の当コラムでは良寛さんの『散るサクラ、残るサクラも散るサクラ!』を引用し、『NY市場はいずれ散る』と述べた。まあ、NYダウは最良(ベスト)シナリオで駆け上がってきた相場である。

 NY市場の上昇期間は8年を超えた。投資家は買いポジションを膨らませているだけに、ちょっとした“揺れ”にびくついてしまう。それに、トランプ大統領と議会との対立は想定されていたことだ。今後10年間に、6.3兆ドル(1年間に6,300億ドル⇒直近の年間財政赤字は5,800億ドル前後)のばらまき政策なんて、そもそも不可能である。ここでの騰勢一服は当然ではないか。
 さらに、弱気ついでに弱気材料をもうひとつ。ロバート・シラー教授のCAPEレシオ(一時的要因による収益変動、景気循環の影響を除いたPER)は1929年9月のブラックチューズデー、2000年2月のITバブル崩壊の水準に迫っている。このCAPEレシオは短期的な指標にはなりにくい、といわれているが…。

 このほか、NY市場では医療改革(オバマケア)の行き詰まり、税制の見直し、財政出動の遅れ、金利低下⇒銀行セクターに逆風などが嫌気されている。日本市場では安倍政権の支持率低下(森友学園問題)、北朝鮮の不安な動き、韓国に極左政権が誕生しそうなムードなどが買い手控えの要因にあろう。
 もちろん、4~6月には日本市場の需給は改善する。例年、外国人は買う。ここで身をかがめることは次の飛躍のチャンスになろう。日経平均株価の1万9,000円以下を売り込むことはない。基本方針は『様子見』だ。ここは仕掛けのチャンスを待つ、これが良策と判断する。
 あえて、じっくり拾っておきたいのはIPOのファイズ(9325)、ジャパンエレベーターサービスHD(6544)、うるる(3979)、フルテック(6546)など。電力改革関連のレノバ(9519)は押し目限界だろう。反面、出戻り(失礼!)のマクロミル(3978)は買ってはいけない。投資ファンドの出口案件である。

NEW 2017.03.21 アメ車で売れているのはジープ『ラングラー』だけ?
 新潟県長岡市は『米100俵』とか、『山本五十六元師』の出生地としてよく知られている。長岡市は仕事で毎月行っている。JR長岡駅は旧長岡城の跡地に作られた。明治政府の意向だろう。駅の構内には良寛和尚の像がある。筆者の好きな、『裏を見せ、表を見せて散るモミジ!』の作者だ。『散るサクラ、残るサクラも散るサクラ!』も有名である。
 どうも良寛さんは散るのが美学と考えていたようだ。ちなみに、サクラに例えると、NY市場は満開、日本市場はつぼみ、春はまだ遠し、といったところか。しかし、短期的にはNY市場の花は咲き続け、日本市場は1~3月相場に限ると、つぼみのまま終わりそうなムードだ。まあ、残ったサクラ(NY市場)もいずれは散るのだが…。

 さて、日本車は年間174万台がアメリカに輸出されている。対米貿易黒字額の8割は自動車だ。一方、アメリカ車の輸入は年間1万台、新車販売台数に占めるシェアは0.32%に過ぎない。アメリカ車で売れているのはフィアット・クライスラーのジープ『ラングラー』(SUV)である。年間販売台数は9,000台を超えている。
 トランプ大統領の『不公平だ』との批判は分からないでもない。もちろん、日本車の対米輸出台数はピーク(1986年の354万台)比半減しているし、日系メーカーのアメリカ工場では年間386万台を生産、アメリカ人を46万人雇用している。しかし、こんな正論はトランプ大統領には通用しない。ここはアメリカ車を買うしかないだろう。

 ウィルプラスHD(3538)は輸入車販売の大手だ。BMW、ボルボなどのヨーロッパ車に加え、フィアット・クライスラーの数品も取り扱っている。国策に沿う。現在、今月末割り当ての1対2の株式分割の権利付きだ。足元の業績は好調に推移している。ここは狙い目と思う。
 このほか、AR・VRなどの材料豊富なユークス(4334)の押し目は買える。信用規制は解除された。IPO案件ではうるる(3979)、ジャパンエレベーターサービスHD(6544)、ファイズ(9325)が面白い。ロング&ショート戦略のヘッジファンドが『買い』として注目、WASHハウス(6537)のような感覚という。本日(21日)上場の力の源HD(3561)は調達金額が6億円(公募価格は600円)と少ないのが魅力である。
2017.03.17 日本株の上値を抑える6つの気掛かり材料?
 日本株はなぜ、出遅れたのか。これは多くの投資家の皆さんの素朴な疑問である。この理由には主に6つの要因があったと思う。まず、為替である。円・ドルは昨年12月15日に1ドル=118円66銭の円安のピークをつけたあと、ずっと円高傾向だった。2月7日には1ドル=111円60銭の円高水準まで進んだ。マーケットは円安を想定し、株高を期待していた。それがFOMCでの利上げを受けた3月16日もそうだったが、実際は円高圧力が残っている。
 これにはトランプ政権の通商政策、及び中国が影響している。トランプ政権は日本の対米黒字(689億ドル)を問題にし、自動車、農業(そして、金融が次のターゲットとの見方がある)をやり玉に挙げているが、次の標的は中国(対米黒字は3,470億ドル、アメリカの貿易赤字の7割を占める)だろう。

 大統領補佐官(国家通商会議議長)に就任したピーター・ナヴァロ氏は最近の著書『米中もし闘わば』、『Death By China』(中国が世界を破滅させる)が示しているように、徹底的な嫌中主義者である。こんな人物を国家通商会議議長に登用したところにトランプ政権の通商政策にかける意気込み、意図をうかがい知ることができる。
 米中の貿易摩擦は巡り巡って円高要因になる。現在の為替がそこまで読んでいるとは考えにくいが、円・ドルについては通常のファンダメンタルズ理論が通じないのは確かだろう。これには注意を要する。
 為替、通商、中国に続いての不安材料は需給である。なにしろ、日銀のETF以外に買い手がいない。外国人、国内勢のほとんどが売り越しだ。外国人はパッシブ運用が主流だが、彼らは日本市場のボラティリティ(株価変動率)の高さを嫌気している、との声がある。確かに、インデックス運用ならNY市場の方が安定感がある。

 最後の気掛かり材料は政治だ。オランダの総選挙は終わったが、今度は国内(日本)の政治がゴタゴタしている。これは“大事件”(森友学園問題)である。この局面で解散・総選挙となれば自民党は30議席を失うという。なお、現在の衆議院の議席数は295だ。万一の場合、日経平均株価の大幅調整があろう。

2017.03.17 やはり、テーマ性を有する元気な小物を狙おう!
 全般相場は相変わらずである。4月に入ると、需給は改善すると考えているが、森友学園問題は尾を引きそうだ。政治家がお金(100万円)を寄付したという話は信じられない。あの人達はもらう側だろう。とはいえ、こんなことでは主軸株は買いづらい。やはり、筆者が一貫して主張しているテーマ性を有する元気な小物が物色の主役だろう。

 具体的には強力な手が介入しているアエリア(3758)、ITbook(3742)、好業績のM&Aキャピタルパートナーズ(6080)などが狙い目だ。アライドアーキテクツ(6081)、スマートバリュー(9417)、クルーズ(2138)も面白い。IPOのうるる(3979)はビジネスモデルが優れており、大きく育つ可能性がある。

2017.03.16 “大物”では半導体、FA関連セクターを!
 “小物”のタカトリ(6338)、石井表記(6336)などの半導体・有機EL関連セクターが大出直りを見せているが、実は東京エレクトロン(8035)、信越化学(4063)などの“大物”も堅調である。この分野はじっくり狙える。そう、安いところは買える。特に、ウェハ―の需給はひっ迫している。SUMCO(3436)、信越化学は値上げを優先、増産を控えているらしい。賢い戦略である。

 “大物”ではFA、人工知能(AI)、IOT、ロボットなどのセクターに引き続いて注目できる。安川電機(6506)、ナブテスコ(6268)、ダイヘン(6622)、ダイフク(6383)、THK(6481)、オムロン(6645)などがそうだ。中国、アメリカなどでは人件費の高騰、人手不足を背景に、ファクトリー・オートメーション推進の機運は一段と盛り上がるだろう。

 そもそも、ぺティ・クラークの法則(国家が成熟するにつれて産業構造は1次⇒2次⇒3次とシフトする)を持ち出すまでもなく、アメリカは『モノ作り』に不適な国である。主役はサービス業だ。全就業者に占める自動車産業従事者のシェアは1%に満たない。農業のそれは2%だ。こんな国で『モノ作り』を、といわれても…。それに、年間300万人いた移民を排除しようとしている。これでは皮肉なことに、人を使わずにモノを生産するしかないじゃないか。

2017.03.15 必要なのは『森を見ず、木を見よ!』の投資戦術
 全般相場は日米市場ともに、完全に“高値しぐれ”状態に陥っている。いや~、寒い。関東地方も山は雪になっている。しかし、再三指摘しているように、個別物色機運は極めて旺盛だ。ここは引き続いて、『森を見ず、木を見よ!』の投資戦術が求められる。すなわち、各論(銘柄)勝負である。

 もちろん、4月に入ると、相場つきは徐々に改善に向かうだろう。昨年12月以来の日本株の不振(もたつき)は為替、需給、政治、通商、中国などの不透明な外部環境にあった。これが解消される。外国人は例年、4~5月は買う。一方、国内勢の売りは3月決算期末を通過し、止まる。
 とはいえ、個別投資家にとってはこれまで同様、テーマ性を有する元気な小物を狙った方が良い。具体的には大出直りの山王(3441)を始め、有機EL関連のタカトリ(6338)、石井表記(6336)、思惑沸騰のスマートバリュー(9417)などに妙味があろう。
2017.03.14 ホテルサンルート熊本での講演会
 3月16日(木曜日)、午後3時~4時30分にホテルサンルート熊本(熊本市)において、筆者の株式講演会が開催されます。主催は大熊本証券です。演題は『春相場の展望&注目セクター・活躍株を探る』です。誰でも入場できます。ぜひご参加を。
 絶好調(史上最高値圏)のNY市場に対し、日本の株式市場はなぜ、出遅れたのでしょうか。その理由(6つの要因)を解説するとともに、今後の展望を熱く語ります。もちろん、注目セクター・活躍株のコーナーは聞き逃せません。ともあれ、春相場は明るい展開になると考えています。そう、株式投資のチャンス到来です。お問い合わせは大熊本証券(096-325-4141)まで。
2017.03.14 NY市場は徐々に“高値しぐれ”状態に!
 NY市場は昨年12月~今年3月の東京市場と同様に、徐々に“高値しぐれ”状態に陥るだろう。NYダウのPERは19倍を超えている。それに、上場企業の営業利益の総額(年間)よりも配当金・自社株買いの総額(同)が多い。これは異常である。そう、総還元額比率は120%強に達する。

 こんな状況が続くはずがない。さらに、4月以降はトランプ政権と議会の対立が鮮明化するだろう。今後10年間に6.3兆ドルという“バラまき”政策は修正を余儀なくされる。マーケットは『ベストシナリオ』を前提に、株高を構築してきた。このシナリオは崩れるだろう。
 もちろん、アメリカ企業の業績は好調だ。減税は引き下げ幅が縮小されるものの、間違いなく実施される。さらに、世界中のカネ(資金)がアメリカに向かっている。このため、大きく売り込まれることはない。すなわち、“高値しぐれ”(モヤモヤとした状況)である。

 物色面ではやはり、やや波乱含み(目先はジャスダック、マザーズ市場ともに調整?)とはいえ、テーマ性を有する小物を狙いたい。当たり屋介入のアエリア(3758)が抜群に強い。東京コスモス電機(6772)は大商いだ。ITbook(3742)には強力な手が介入している。ITbookの動きに引きずられたのだろうか。13日にはイーブックイニシアティブジャパン(3658)がストップ高になった。テイン(7217)、ミロク(7983)は続伸している。
 チエル(3933)には材料が相次いでいる。デジタル教科書分野の本命的な存在である。ピクセルカンパニーズ(2743)は出直りの構え。ソリトンシステムズ(3040)は3月末に1対2の株式分割を実施する。しかし、株価はこれをほとんど好感していない。情報セキュリティ事業が好調なのに。株価は25日線の水準まで下げた。これはどうしたことか。
2017.03.13 今週のスケジュールのポイント3項目!

 今週のスケジュールとしてはまず、本日(13日)、新指数「JPX日経中小型株指数」の算出・公表が始まる。構成銘柄は200(実際は199→1銘柄が除外)、東証1部、東証2部、マザーズ、JASDAQを主市場とする普通株式が採用されている。いずれも小型株だ。JPX日経400のように、ETFなどの対象になることが期待されている。

 市場別の採用銘柄はJASDAQが14、東証2部が3、マザーズが3、残りが東証1部となっている。面白そうな銘柄は東証1部ではJAC Recruitment(2124)、JASDAQでは夢真ホールディングス(2362)、ラック(3857)、マザーズでは日本アセットマーケティング(8922)など。日本アセットマーケティングは採用199銘柄の中で最も株価が安い。それがどうした?と言われても困るが…。

 15日にはFOMC、オランダの総選挙がある。FRBのイエレン議長は2018年2月に退任する。その前に、リーマン・ショックに対応した猛烈な質的・量的金融緩和の”あと始末”を急ぐだろう。15日の利上げはほぼ確実だが、年内にあと2~3回の利上げを計画している、との情報もある。

 これはドル高・円安要因になる。利上げはトランプ政権の今後10年間に6.3兆ドルもの財政出動(軍事費の増額、減税による歳入減も含む)に対するけん制もあろう。株高、完全雇用、好景気下での「アクセル全開」は制御不能のインフレを招く、との認識だ。ともあれ、円安は日本株の出遅れ修正につながるだろう。

 主軸株は逆説的にトランプ政権の政策に沿うFA、ロボット、AIなど工場無人化、省力化の分野にマトを絞っておきたい。まあ、アメリカはモノ作りには不適な国だ。そこで製造業を維持するには皮肉なことだが、人を雇わないに限る。自動搬送システムのダイフク(6383)、自動搬送ロボットのダイヘン(6622)はジリ高となろう。

 このほか、15日には欧州選挙イヤーの先陣を切ってオランダの総選挙が実施される。総選挙の対象となる下院の定員は150人、純粋比例代表制を採用している。有効投票数の0.67%(国政選挙では世界最低水準)を獲得すると、その党に1議席が分配される。このため、多党化(政党が乱立)の傾向がある。今回の総選挙では反イスラム、反EUを揚げる極右、自由党の躍進(第1党になりそう)が最大のリスクである。

 しかし、自由党は第1党になっても政権奪取は不可能だろう。もとより、過半数の議席は獲得できないし、連立を組む相手がいない。現在、オランダの政権は7党連立である。恐らく、今回もまた、自由党を除いた7~8党の連立政権が誕生することになろう。マーケットはそれを読んでいる。 

2017.03.13 やはり、テーマ性を有する小物は元気だぞッ!

 テーマ性を有する小物は元気である。日経ジャスダック平均は先週末までに、何とどとうの21連騰だ。東証2部指数は史上最高値圏にある。個人投資家にとってやはり、ここが”主戦場”だろう。ジャスダックでは第一化成(4235)、イマジニア(4644)の相場つきに変化の兆し。スマートバリュー(9417)は抜群に強い。昨年来、筆者は「テクニカル的に、2700~2800円を目指す」と主張しているが、事情通によると、「5000円目標」という。

 東証2部では黒田精工(7726)が出直りの構え。黒田精工は第一化成とともに電気自動車のテスラ関連だ。解散価値の半値以下(PBR面での割安)のリンコーポレーション(9355)、金下建設(1897)はじっくり拾っておきたい銘柄だ。マザーズではピーバンドットコム(3559)、レノバ(9519)、ITbook(3742)、アカツキ(3932)、リネットジャパン(3556)、レントラックス(6045)などに引き続いて注目できる。

 このほか、商いを伴って上昇しているのは東京コスモス電機(6772)、ジーエヌアイグループ(2160)、WASHハウス(6537)、アエリア(3758)など。再三指摘しているように、元気な銘柄にマトを絞るのは短期・順張りの基本(セオリー)である。

2017.03.10 為替はネックラインを突破!円安トレンドが鮮明に!
 史上最高値圏のNYダウに比べ日経平均株価、TOPIXが出遅れてきた理由にはさまざまな要因が指摘されているが、最大のものは為替だろう。昨年12月15日の1ドル=118円66銭のドル高・円安をピークに、基本的に円高ゾーンでの推移となっていた。2月7日には111円60銭の円高水準があった。これが日本株不振の元凶だったとの見方ができる。
 しかし、ここにきて為替は1ドル=114円96銭のフシ目(ネックライン)を突破、円安トレンド入りを鮮明にしている。とりあえず、日経平均株価は出遅れ修正の動きを受け、2万円大台奪回を目指すのではないか。

 筆者はかねて、5~6月にはPER17~18倍水準の2万0,500~2万1,500円がらみが上値のメド、と主張してきた。この考えは不変である。当然、2015年6月24日の戻り高値(2万0,868円)を上回る。想定通りのシナリオとなろう。

 物色面ではMARUWA(5344)、リンコーコーポレーション(9355)、コーアツ工業(1743)、エンビプロHD(5698)、東京ソワール(8040)、カンダHD(9059)、オンコリスバイオファーマ(4588)などにチャート妙味がある。
 もちろん、太洋工業(6663)、シンデン・ハイテックス(3131)、Santec(6777)、三井ハイテック(6966)、フジタコーポレーション(3370)、ダイケン(5900)、アルファCo(3434)、AMBITION(3300)、ITbook(3742)などテーマ性を有する元気な小物は引き続いて狙える。

 宅配ボックスの2銘柄(ダイケン、アルファCo)はいよいよ相場的に佳境に入ってようだ。Santecはザラバに値がつくようだと面白い。安川情報システム(2354)は出直りに向けて『そろそろ』のタイミングと判断する。
2017.03.10  新刊『株は“金銀銅”銘柄で完勝だ!!』のお知らせです

 弊書『東京オリンピックまであと3年 株は“金銀銅”銘柄で完勝だ!!』が株式会社すばる舎より2016年12月23日発売されました。全国の書店で発売中です。お手にとっていただけましたら幸いです。すばる舎の今月の売れ行きベスト10に入っております。

ブックライナー(電話かFAX)もご利用できます。0120-39-8899(FAX:0120-39-8844)

ドナルド・トランプ次期アメリカ大統領を歓迎する未曾有(みぞう)の猛反騰相場が展開されています。このチャンスをみすみす逃してはなりません。
 今回の猛反騰相場をいち早く予測した筆者が相場展開(デッサン)を示すとともに、注目セクター&活躍株が満載されています。主な内容は以下の通りです。筆者は東京オリンピックまであと3年、個人投資家待望の『おもてなし相場』が到来!と主張しています。

http://www.subarusya.jp/book/b266984.html

2017.03.10 ラジオNIKKEIから新刊CDのお知らせです

「杉村富生 月刊株式CDマガジン3月号」

「やはり、主役はテーマ性を有する元気な小物!

3月15日(水)発売!

CD価格:7,560円(本体7,000円、税560円)送料が別途かかりますこのほか、割安価格とお得なレター特典がついた

「定期購読コース」もございます

毎月のCDマガジンのお届けはもちろん、

期購読だけの特典として、第1・第3水曜日には、

杉村さん執筆のレター情報をお送りします!

また、ラジオNIKKEIが発売するCD・DVDなどの商品が

10%割引・送料無料でお求めいただけるサービスもございます!定期購読=6ヶ月36,000円、1年66,000円(税・送料込み)

レター情報は月2回発行(レター情報が読めるのは、定期購読だけの特典です)

受付電話番号03-3595-4730 ラジオNIKKEI 通販ショップさうんろーど(営業時間
月~金10:0017:30祝日を除く)または、「ネットショップさうんろーど」をご覧ください 

URL http://radionikkei.shop-pro.jp/?pid=114811280



2017.03.09 この相場ではシープドッグスタイルが有効!
 やはり、主役は『テーマ性を有する元気な小物』だろう。宅配ボックスのダイケン(5900)、アルファCo(3434)、次世代レーザー機器のSANTEC(6777)、銀れんカード向けスマホ決済のビリングシステム(4623)、電子書籍のITbook(3742)、コインランドリーのWASHハウス(6537)などが抜群に強い。さらに、エステス(3967)、ヤマシンフィルター(6240)、レノバ(9519)などが値を飛ばしている。

 このほか、カナミックネットワークス(3939)、アズジェント(4288)、ソフトブレーン(4779)、オウチーノ(6084)、ディー・ディー・エス(3782)の堅調だ。押し目にはすかさず買い物が入る。この相場では“待ち伏せ”はあまり効果がない。ひたすら鋭角的に、値動きを追うシープドッグ(牧羊犬)スタイルが有効である。

2017.03.09 Jトラストが急落!売られ過ぎゾーンに突入!
 Jトラスト(8508)が急落している。3月8日は206円安の999円だった。売られ過ぎだ。大引け間際に、9万5,700株、9万5,700株の2本の大口売りが出た。とりあえず、『売れ』ということか。全市場ベースの値下がりランキングの3位だった。ちなみに、1位は昭和HD(5103)、2位はウェッジHD(2388)である。ウェッジHDのタイの持ち分法子会社グループリース(オートバイ、農機具の販売金融事業)に融資疑惑が浮上、3社ともこれを嫌気している。
 昭和HDはウェッジHDの発行株式数の63.3%を持つ親会社である。JトラストはグループリースのCBを1億3,000万ドル(143億円)保有しているほか、同社に6.43%出資している。投資金額は200億円を超えるという。Jトラストでは『現在、状況を確認中であり、分かり次第コメントする』と。『CBは含み益がある』という。

 なお、8日の値下がりランキングの4位はJトラストの藤澤信義社長が個人的に出資しているデジタルデザイン(4764)だった。値下がりランキングの1~4位をグループリース関連が占めたことになる。相場は恐ろしい。連鎖的に売り物を浴びせる。さて、Jトラストの株価はどうなるか。

 テクニカル的には完全に崩れた。大陰線が出現している。短期・順張りは投げ(撤退)だろう。長期・逆張りは?様子を見る、これしかない。現状では情報が少な過ぎる。もともと、最近の地相場は1,000円がらみだった。買いを考えるのは990円以下でも良いと思うが、情報を確認したうえでの突っ込み買いが有効だろう。
2017.03.08 相場は『ダメだ~』と嘆いている場合ではないぞッ!
 インデックス(日経平均株価、TOPIX)を見ていると、実につまらない相場である。『ダメだ~』と嘆いている営業員、投資家が多い。しかし、テーマ性を有する元気な小物は連日、大フィーバーとなっている。株式投資は改めて述べるまでもないが、銘柄選択が最重要だ。特に、昨今のような個別物色の展開ではなおさらだろう。基本はひたすら強い銘柄を攻める!これにつきる。

 具体的にはアイル(3854)、日本ラッド(4736)、ディー・ディー・エス(3782)、リアルコム(3856)、ソケッツ(3634)、キャリア(6193)、スマートバリュー(9417)、アライドアーキテクツ(6081)、アエリア(3758)、ネクシーズグループ(4346)など。アミタHD(2195)、ランドコンピュータ(3924)も強い。完全に、ネット・トレーダーのディーリングの対象になっている。
 ビットコインのリミックスポイント(3825)は商いを伴って出直り態勢だ。300円前後は買いだろう。オハラ(5218)、Gunosy(6047)も反発だ。高値づかみの玉(上昇トレンド継続中が前提)はちょっと我慢すれば(5日線にミートし、再騰開始)買い値を上回る。もっとも、短期・順張りの投資家はとっくに投げ(ロス・カット)ていると思うが…。
2017.03.08 宅配ボックスの本命はダイケン?
 宅配サービスを存続させるためにはドライバーの再配達の“重荷”を除去すること(その切り札は宅配ボックス)が不可欠だろう。宅配ボックスを手掛けるグローリー(6457)、アルファCo(3434)はロングランに狙える。グローリーは『楽天ボックス』、郵便局の『はこぽす』などに参加している。カジノ関連という切り口もある。アルファCoは自動車用電子キーを手掛けている。2018年3月期の業績は急浮上に転じる。

 ダイケン(5900)は建築金物、ハンガレール、自転車置き場装置、バリアフリー商品などがメーン事業だ。宅配ボックス(ホームページに記載)も手掛けている。2018年2月期の1株利益は55~60円となろう。配当は15~16円とする。1株純資産は1,950円あり、PBR面からは株価倍増も夢ではない。1,000円がらみは積極買いの一手だろう。
2017.03.07 名証銘柄がストップ高になる個別物色機運の盛り上がり!
 全般相場は相変わらず、“高値しぐれ”状態に陥っている。インデックスはなかなか上昇しない。しかし、テーマ性を有する元気な小物を中心に、個別物色機運は極めて旺盛だ。ITbook(3742)、アミタHD(2195)、ジャパンシステム(9758)、オルトプラス(3672)、チェンジ(3962)、エムビーエス(1401)、カナミックネットワーク(3939)などが値を飛ばしている。キャリア(6198)、フィル・カンパニー(3267)、モバイルファクトリー(3912)は抜群に強い。人気集中だけに、一段高となろう。

 筆者注目のイマジニア(4644)、リネットジャパングループ(3556)、スマートバリュー(9417)は一段高だ。イマジニアはLINE向けゲームソフトの展開力を評価している。スマートバリューは好業績に加え、主幹事証券争いが底流にある。このところアナリストの会社訪問が相次いでいるという。株価はテクニカル的に2,700~2,800円を目指している。

 3月6日はストップ高銘柄が13銘柄あった。マーケットの内訳は東証1部が2、東Mが5、JQが4、名証2部が1、名証セントレックスが1だった。名証2部はエスライン(9078)、名証セントレックスはエスポア(3260)だ。内外の投資家が“有望株”を必死に探している様子がうかがえる。ついに、名証まで行ったのか。地方銘柄は要注目ではないか。

 宅配サービスが存亡の危機にさらされている。元凶は再配達だ。これがドライバーの負担を重くしている。これを解消する切り札は『宅配ボックス』だ。政府は設置を支援する。関連銘柄はグローリー(6457)、アルファCo(3434)、ダイケン(5900)など。世相に乗る銘柄群である。
2017.03.06 3月講演会のお知らせ!

 3月前半の筆者の講演会はすでに、3月4日(土曜日)の名古屋国際会議場を皮切りに、6日(月曜日)の草津市のホテルボストンプラザと、始まっています。どこも超満員です。投資家の皆さんの株式投資に対する関心の高さがうかがえます。

 11日(土曜日)は東京ドームシティ プリズムホールでの投資戦略セミナーです。5000人の来場が予定されています。筆者の出番は①12時30分~13時10分、②17時40分~18時20分の2回です。①は申し込み殺到のため、募集は終了(抽選)しています。②は若干余裕があるようです。申し込みはラジオNIKKEIホームページより。ぜひ、ご参加を。

 12日の証券ジャパン主催の講演会(AP東京丸の内)は比較的スムーズに入場できそうです。時間は13時~14時30分です。「新年度入りと株式相場」について解説します。もちろん、物色のターゲットはテーマ性を有する元気な小物です。お問い合わせは証券ジャパン・インターネット営業部03-3668-3446まで。

2017.03.06 動き始めた汽車に飛び乗る!これが勝利の方程式!

 引き続いて各論(銘柄)勝負!の相場展開である。常識的には日経平均株が2万0500円~2万1500円程度まで上昇しても良さそうだ。現在、日経平均株価の予想PERは16倍ちょっとだが、NYダウは19.5倍に買われている。なぜ、日本株は出遅れているのか。その理由はいろいろとあると思う。しかし、そんなことをせんさくするよりここはテーマ性を有する元気な小物を攻めるのが先ではないか。

 すなわち、GFA(8783)、ビリングシステム(3623)、エムビーエス(1401)、ジャパンシステム(9758)、グレイステクノロジー(6541)、AMBITION(3300)などだ。ソフトブレーン(4779)、ディー・ディー・エス(3782)、ペッパーフードサービス(3053)を狙える。動き始めた汽車に飛び乗る!これが短期・順張りの成功の秘訣(方程式)である。

2017.03.06 講演会情報を更新しました!
講演会情報を更新しました。ぜひご覧くださいませ。