杉村富生の兜町ワールド

<WEBサイトに掲載されている情報について>

WEBサイトに掲載されているコンテンツに関しては万全を期しておりますが、内容や正確性を保障するものではありません。
また掲載されているコンテンツは、情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。
万一、掲載された情報に基づき被った損害について、筆者は責任を負いかねます。
最終的な投資の意思決定は、お客様ご自身のご判断でお願い致します。

NEWS&TOPICS

NEW 2017.07.25 お知らせ―ブログの“夏休み”について…
 7月26日~28日は事務所スタッフ(女性)が夏休みのため、ブログの更新はありません。あしからず、ご了承ください。7月31日からは通常に戻ります。まあ、この間、相場に大きな変動はなさそうですね。
 筆者は7月27日に金沢日航ホテル(IKK主催)、29日に名古屋国際会議場(プロネクサス・ラジオ日経共催)と講演会が続きますが…。金沢は地元の経営者の会合です。一般の方は入場できません。

NEW 2017.07.25 材料株の“1本釣り”作戦が有効!
 全般相場は相変わらず、模様眺め気分の強い展開となっている。そう、夏枯れ商状だ。やはり、ここは材料株の“1本釣り”作戦が有効だろう。具体的には、東京大学とともにiPS細胞由来の若返り抗原特異的T細胞に関する基本特許を得たブライトパス・バイオ(4594)、業績好調(2018年3月期は最高益に)、かつ増配のエー・ディー・ワークス(3250)などに注目できる。

 このほか、信用規制措置が解除された堀田丸正(8105)、比較ドット・コム(2477)、トレイダーズHD(8704)、ASJ(2351)、デジタルアドベンチャー(4772)、芦森工業(3526)、トーセ(4728)は人気銘柄だっただけに、仕切り直しとなれば大幅高になろう。
 さらに、東京コスモス電機(6772)、オンキョー(6628)、黒田精工(7726)が動兆しきり。仕掛けが入りそうだ。これらはかつて、人気銘柄だった。シンワアートオークション(2437)、ファステップス(2338)は続騰、協栄産業(6973)、ツナグ・ソリューションズ(6551)、ソーバル(2186)は大幅高だ。強い銘柄は徹底して買われる。
NEW 2017.07.24 全般相場は徐々に“高値しぐれ”状態に!
 全般相場は徐々に“高値しぐれ”状態に陥る、と主張している。いや、実際はずっとそうだが…。日米ともに政治が揺れている。政治は経済を超える、という。それが怪しい。『これではリスクを取れない』と考える投資家が増えている。FRB、ECB、イングランド銀行、カナダ中銀の金融政策の転換(利上げに加え、テーパリング断行)が懸念材料である。

 円高懸念も強まっている。1ドル=111~112円ではまだ、企業は円高対応力を有しているが、マーケットは気にするだろう。ちなみに、輸出企業の想定為替レートは108円31銭(6月の日銀短観)だ。トヨタ自動車(7203)、および同グループ企業は105円を前提にしている。
 今~来週はアルファベット(グーグル)、フェイスブック、アマゾン・ドット・コム、インテル、アップルなどアメリカのハイテク企業の決済発表が相次ぐし、日本企業も信越化学(4063)、日本電産(6594)、アドバンテスト(6857)、任天堂(7974)、オムロン(6645)、アルプス(6770)、キーエンス(6861)、東京エレクトロン(8035)などの決算発表が予定されている。ともあれ、悪い数字は出ないだろう。
 先週の安川電機(6506)のように、好決算は素直に評価されると思う。ただし、個人投資家は“軽量”な銘柄を狙った方が良い。ヘビー級は手こずる。具体的には、メルカリ関連のUNITED(2497)、値動き抜群のファステップス(2338)、北の達人コーポレーション(2930)などに妙味があろう。
NEW 2017.07.24 株式併合がもたらす株価形成のゆがみ?
 日本鋳造(5609)の2018年3月期の1株利益は47円、配当は25円(2017年3月期は1.5円)と公表されている。橋梁部品、柱脚が予想を上回って推移、半導体製造装置向けの鋳銅・鋳鉄品も好調という。この結果、今期の経常利益は3億5,000万円(前期は3億0,600万円の赤字)と、大幅黒字転換となる。

 株価は160円がらみだ。いや~、極端に『安いじゃないか』。いや、ちょっと待ってほしい。日本鋳造は10月1日付で10対1の株式併合を行う。1,000株は100株になる。今期の1株利益、配当にはそれを考慮してある。実際は1株利益が4.7円、配当は2.5円だ。株価は当然、10倍の1,600円がらみになり、PERは34倍、配当利回りは1.6%前後になる。『エッ、ちっとも安くないじゃないか』。まあ、まあ、ここでの急騰は業績の変化率を評価したものだろう。
2017.07.21 日本鋳造が大上放れ!フマキラーは続騰!
 当コラム注力の日本鋳造(5609)が大上放れ。2018年3月期の1株利益は47~48円となる。大幅増配の可能性もある。シンフォニアテクノロジー(6507)のような相場展開となろう。株価は300円、400円になる?そうだ、上値は大きいと思う。急騰後の初押しは『買い』(買いゾーンは163~165円)、これがセオリーである。

 東天紅(8181)は『そろそろ』ではないか。上野の池之端に本社・レストランがあり、パンダ人気に乗る。なにしろ、上野動物園のすぐ近くだ。アルファックス・フード・システム(3814)、ネクストジェン(3842)、ソウルドアウト(6553)、ビリングシステム(3623)はじっくり狙える。筆者はアズジェント(4288)、RIZAPグループ(2928)などとともに、『杉村版FUNG』(新成長株)として注目している。
 フマキラー(4998)はヒアリ騒動を受け、折りに触れて買われるだろう。スイスでは日本産のコガネムシが上陸し、農作物に被害が出ている。まあ、お互い様だが…。これは地球温暖化の影響だろう。日本では将来的に南方産の蚊の進出によってマラリア、デング熱が流行する恐れがあろう。

2017.07.20 野村証券が『1,450円目標』としたフマキラー!
 基本的に、個別物色の展開である。筆者は一貫し、テーマ性を有する元気な小物にマトを絞れッと主張してきた。ただし、想定外なのはNY市場の強さだ。7月20日のNY市場ではNYダウ、S&P500指数、NASDAQ総合株価指数が揃って史上最高値を更新した。そろそろ、“高値しぐれ”状態に突入するはずだったのだが…。

 フマキラー(4998)を野村証券が『小型成長株16社』に選定、目標株価は『1,450円』という。いや~、力強い“援軍”だ。ちなみに、1株利益は2018年3月期が55円、2019年3月期が62円、2020年3月期が70円と予想している。ヒアリなどの毒虫が相次いで日本列島に上陸している。当分、社会的なニュースには事欠かない。株価はジリ高を辿るだろう。
 東天紅(8181)、日本鋳造(5609)が上値慕いの動きを見せている。レナウン(3606)、エンシュウ(6218)、日本アビオニクス(6946)など低位株が人気を集めているだけに、要注目といえる。日本鋳造には仕手介入的な形跡が見られる。

 “新”成長株ではスマホ決済のアルファックス・フード・システム(3814)、5G関連のネクストジェン(3842)、地方の中堅企業向けネット広告のソウルドアウト(6553)が面白い。ソウルドアウトには『たましい』という精神に加え、『靴底をすり減らすまで企業を訪問する』という営業姿勢が込められている。“毛並み”は抜群である。
2017.07.19 ラジオNIKKEIからCDマガジンのお知らせです

「杉村富生 月刊株式CDマガジン7月号」

有力なのはコバンザメ戦法! しぶとく生きる中堅企業を狙え!

7月19日(水)発売されました!

CD価格:7,560円(本体7,000円、税560円)送料が別途かかります

このほか、割安価格とお得なレター特典がついた

「定期購読コース」もございます

毎月のCDマガジンのお届けはもちろん、

期購読だけの特典として、第1・第3水曜日には、

杉村さん執筆のレター情報をお送りします!

7月は12日、26日になります

8月は9日、30日になります

また、ラジオNIKKEIが発売するCD・DVDなどの商品が

10%割引・送料無料でお求めいただけるサービスもございます!

定期購読=6ヶ月36,000円、1年66,000円(税・送料込み)

レター情報は月2回発行(レター情報が読めるのは、定期購読だけの特典です)

受付電話番号03-3595-4730 ラジオNIKKEI 通販ショップさうんろーど(営業時間
月~金10:0017:30祝日を除く)または、「ネットショップさうんろーど」をご覧ください 

URL http://radionikkei.shop-pro.jp/?pid=120205779


2017.07.19 株式市場は完全に“夏枯れ”商状に!
 株式市場は完全に“夏枯れ”商状に陥っている。外部環境は不透明だ。政治は迷走気味である。円高圧力も存在する。材料株に対する買い気は旺盛だが、高いところを飛びつくと、利食うのは難しい。地合いはあまり良くないと思う。まあ、筆者はここ数週間、夏相場は波乱含み(高値もち合い)と主張しているが…。

 もちろん、テーマ性を有する元気な銘柄はある。しかし、日替わりメニューでは『食い散らかす結果』となる。じっくり狙いたい銘柄はヤフー(4689)、日本鋳造(5609)だ。時間はかかりそうだが、中・長期的に面白い展開になりそうである。日本鋳造は130円がらみをコツコツと拾っている向きがある。
 元気な小物ではフルッタフルッタ(2586)、買取王国(3181)、チャームケア(6062)、ファステップス(2338)だろう。フルッタフルッタはアマゾンフルーツ『ピタヤ』を原料として使用したデザートメニューをアスラポートが運営する『釜飯と串焼きとりでん』の全店舗に投入する。

 このほか、エンシュウ(6218)が出直り。日本アビオニクス(6946)が急動兆だ。中・低位株人気は衰えていない。ビリングシステム(3623)は抜群に強い。決済システムを手掛けている。スマホ決済システムではアルファックス・フード・システム(3814)が面白い。NIPPON PAYと提携、中国系観光客が多用するギンレイ、ウィチャット、アリペイに対応できる。
2017.07.18 全般相場は予想通りの“高値しぐれ”状態に!
 予想通りの相場展開である。全般相場は“高値しぐれ”状態に陥っている。それに、1ドル=112円台の円高だ。加えて、安倍政権の支持率は急低下、『ひどい』といわれるトランプ政権のそれ(36%)を下回っている。再三指摘しているように、株価と支持率は正相関の関係にある。これは危機的状況ではないか。

 結局、この局面はこれまで同様、材料株を一本釣り的に攻めるしかあるまい。具体的にはラピーヌ(8143)、川重冷熱工業(6414)、ヨシムラ・フードHD(2884)、北の達人コーポレーション(2930)、メディアファイブ(3824)、Gunosy(6047)、アイフリークモバイル(3845)など。ひたすら強い銘柄を攻める、これが短期・順張りの基本である。

 欧米の金融当局は金融引き締めにカジを切っている。この影響も気になる。日銀は国債の買い入れ額を見る限り、実質的にテーパリングに入っている。資金が詰まる?それが顕在化するのは1年~1年半後だろう。しかし、不動産投資などは慎重に行った方が良い。株式の場合と違って、天井を確認してからでは手遅れになろう。
2017.07.18 若者はみんな知っているが、おじさん達は『何だッ?』
 若者は誰でも社名を知っている。しかし、中・高年のおじさん達は『何の会社だ?』と。ビーグリー(3981)である。メーンビジネスは携帯電話(スマホ)向けコミック配信サービス『まんが王国』(コンテンツプラットフォーム事業)だ。さらに、イラスト分散型メディア『ETOPICA』、漫画に特化したクラウドファンディングサービス『FUNDIY』を運営している。
 売上高の90%を『まんが王国』関連収入が占めている。事業の特徴は①ビューア『Next Viewer』を自社開発していること、②そこから得られるユーザーの行動履歴を活用、効果的な広告を提供できること、③電子書籍の取次機能を自社で行っていること…など。

 現在、電子書籍市場には数多くのサービスが提供されている。参入企業も多い。だが、ほとんどの企業は取次会社を介し、漫画の使用許諾を得ている。これをビーグリーのように、自社で行うことのメリットはどこにあるのだろうか。
 それはまず、取次会社に対し、手数料を払わなくて済む(ローコスト経営)し、柔軟な条件での交渉が可能だ。それに、当たり前だが、取次会社の漫画しか配信できない。その点、ビーグリーは『知る人ぞ知る、マニアックな良作』を提供できる。
 もちろん、出版社、作家との直接取引にはそれだけの実績と信頼関係の構築が不可欠だ。サービス開始以来11年(業界老舗)の『まんが王国』ではユーザーが無料の試し読み(2,000作品以上)ができるし、月額300円の会員になると、従量課金でポイントが得られる。このポイントを使うと、スマホのほか、パソコン、タブレットでの購買が可能となる。

 一方、業績は好調に推移している。2017年12月期の1株利益について会社側は116円(2016年12月期は74円)と予想している。7割近い増益だ。大手証券ではもっと強気だ。すなわち、『今期の1株利益は133円、来期は154円になろう』としている。
 株価は3月27日に2,545円の高値をつけたあと調整している。しかし、日柄的に『そろそろ』のタイミングだろう。早晩、成長力を評価し、急騰する局面があろう。
2017.07.14 “大黒様”がついているのに株価87円は安すぎる?
 何を今さら、といわれそうだが、株式投資において肝要なのは“夢とロマン”である。豊かな感受性と言いかえても良い。すなわち、感動する心だ。極端な話、感動する心を失ったら人間をやめなさい、といわれるほど。もとより、株価は将来価格の現在割引価格だ。注目すべきは未来の姿である。

 大黒屋HD(6993)の株価は90円前後でウロウロしている。業績は超低空飛行だ。2018年3月期の1株利益は6.3円予想に過ぎない。ただし、累積損はない。黒字を確保できる。もっとも、『どこに夢があるんだ』という指摘があろう。
 元の社名はアジアグロースキャピタル、その前は森電機だった。森電機の時代、川崎の会社を訪れたことがある。工場向けの防爆照明器具を生産していた。会社は暗く夢はもとより、希望もなかった。会社幹部は『うちなんかに何しに来たの?』と。

 しかし、今は違う。中古ブランド品の買い取り販売(店舗名は大黒屋)を主業務とする。業態変貌を成し遂げたのだ。社長の小川浩平氏はロマンチストだ。常々、『大黒屋を世界的なブランドにしたい』と語っている。大黒屋の店舗は国内22店舗のほか、中国(北京)、イギリス(ロンドン)に出店している。8月下旬には同業のブランドオフを買収する。
 金沢市が本拠のブランドオフは地方都市のショッピングモール内を中心に30店舗を展開している。この業界の3位だ。買収金額は約90億円、従業員はそのまま引き継ぐが、ブランド品の優良な“目利き”が含まれており、将来的に強力な戦力となろう。

 今回の統合は2位(大黒屋)、3位の連合だ。この結果、中古ブランド品の国内市場での規模はトップのコメ兵(2780)に並ぶ。これはすごいことではないか。なにしろ、コメ兵の株価はインバウンド関連の人気銘柄の1社であり、1,400円前後している。一方、大黒屋HDは85~87円がらみだ。まあ、収益力は違うが…。今回の買収は大黒屋HDの中間持ち株会社エスビーオー(SBO)が行う。SBOには中国国有の複合企業の中国中信集団(CITIC)グループの傘下企業が3割出資する。恐らく、中国でのビジネスパートナーとしての信頼が評価されたのだろう。

 ともあれ、90円前後の株価は安い?なにしろ、“大黒様”がついている。比較するのはどうかと思うが、同じく“大黒様”を冠する大黒天物産(2791)の株価は5,200円を超えている。まあ、1株利益は『6円対260円』だが…。
 個別銘柄ではパンダ人気にあやかって、好業績の東天紅(8181)に注目できる。中華レストラン『東天紅』を全国展開しているが、本店は東京の台東区池之端(上野動物園の近く)にある。株価は230円がらみと、最近の中・低位株物色の流れに乗る。
2017.07.13 やはり、個人投資家のターゲットは材料株!
 注目のイエレンFRB議長の議会証言では『アメリカ経済は穏やかな利上げとバランスシートの縮小⇒テーパリングを吸収できるほど十分に健全だ』との認識を示したものの、『低水準のインフレ率、自然利子率などを見ると、利上げの余地は限られる』と。これを受け、長期金利が低下、為替は1ドル=113円台前半(瞬間、海外市場では112円台に)の円高に振れている。
 FRBは2015年12月、2016年12月に続き、今年3月、6月と4回の利上げを断行した。さらに、年内にあと1回、2018年に3回、2019年に3回の利上げを行う、と見られていた。しかし、今回のイエレン議長のコメント(議会証言)は極めてハト派的だった。すでに、アメリカのオートローン(残高130兆円)の2割が不良債権化するなど、拙速な金融引き締めの影響が表れ始めている。銀行の融資審査は厳格になっているという。

 今後、利上げのペースは大幅に鈍化するだろう。これは円高圧力につながる。実は、日銀は昨年10月~今年5月の国債買い入れ額を年間40兆円ペースと、目標(年間80兆円)比半減させている。これは実質的なテーパリングだ。従って、この夏は円高リスクに備えておく必要がある。
 もちろん、物色面では材料株物色の流れは変わらない。目先はやや波乱含みとはいえ、岡本硝子(7746)、アジア航測(9233)、エンシュウ(6218)が商い面では主役となろう。スシロボットの鈴茂器工(6405)、遠隔診療のMRT(6234)は執ように買っている筋がある。スマホ決済のGMOペイメントゲートウェイ(3769)は上値慕いの動きを見せている。

 今夏、ポートフォリオにフマキラー(4998)は欠かせない。猛毒を持つヒアリ騒動はもちろんのこと、セアカゴケグモ、アカカミアリがいち早く日本に上陸、この2種類の毒虫は繁殖が確認されている。殺虫剤は必需品だ。日本列島はすっかり亜熱帯化している。7月12日の名古屋、北関東の集中豪雨は異常である。デング熱、マラリアの流行だって起こり得る。

 個別銘柄ではアクセルマーク(3624)、DNAチップ研究所(2397)、堀田丸正(8105)、ユナイテッド(2497)などに注目できる。RIZAPグループ(2928)は8月9日にアナリスト、機関投資家向けの会社説明会(グループ企業も参加)を開催する。これは株価を刺激するだろう。
2017.07.12 人間は年を取ると、あそこが弱くなり、目が悪くなる?
 これは1年以上前のことである。フレキシブル配線基板を製造しているA社(シェアトップ)が『これまで最終検査は人間の目視に頼っていたが、徐々に人集めが困難になってきた』と報道されていた。N社は中国に3工場ある。各工場に最終検査要員が数千人いるという。
 確かに、中国ではルイス転換点を超え、人手不足が深刻だ。人件費も高騰している。それに、年を取ると、真っ先に目(視力)が悪くなる。10年前(昔)はともかく、いかに中国といえども現状では“人海戦術”には無理がある。
 加えて、モバイル機器、ウェアラブル機器市場のみならず、IOT、AIなど向けの主要デバイスとして精密基板、フレキシブル基板の需要が急拡大を示している。さらに、それと同時に検査ニーズの高性能化が求められている。

 インスペック(6656)はフラットベッドタイプの超精密基板検査装置、フィルムベースの回路基板向けのロールtoロール検査装置、チップ部品・フラットパネルディスプレイ検査用のインライン検査装置など、外観検査装置事業をメーンとする。
 しかし、ここ数年、事業環境が良好だったとはいえない。なにしろ、『1台2億円もするような高価な機械はいらない』という時代だったのだ。『人間の目で十分』と。実際、インスペックの売上高は2015年4月期が16億8,000万円、2016年4月期が16億2,800万円にとどまっている。それがこの1年の間に、激変しつつある。
 2017年4月期の売上高は21億5,900万円と前期比33%増えた。確かに、変化の予兆が感じられる。会社側の計画によると、2020年4月期の売上高は40億円、経常利益は6億円、最終純益は4億2,000万円になるという。

 ちなみに、2017年4月期の最終純益は1億0,600万円、1株利益は41円だった。発行株式数260.7万株が変わらないとすると、2020年4月期の1株利益は160円強に膨らむ。このほか、子会社のクラーロ、メタデータの2社は東大の佐々木先生と組み、AI活用による病理診断支援ツールの開発を行っている。
 一方、株価は2月2日に1,674円の高値をつけたあと、調整を続けていた。しかし、ここにきて出直りの動きを鮮明にしている。今期に入っての月次受注額を見ると、5月が2億1,900万円(前年同月は2,800万円)、6月が2億2,300万円(同1億1,100万円)と急増、前述のシナリオを裏付けている。株価はジリ高となろう。
2017.07.12 続く流れに逆らうな、ついて行くのが儲けの道!
 材料株(テーマ性を有する元気な小物)を物色する展開が続いている。ストップ高銘柄が連日、10数柄ある。12日はアジア航測(9233)、エンシュウ(6218)がストップ高となった。JMACS(5817)、イー・ガーディアン(6050)、ビーマップ(4316)、ディップ(2379)、トーセ(4728)、大興電子通信(8023)なども強い。古来、続く流れに逆らうな、ついて行くのが儲けの道!という。

 この局面は短期・順張りの場合、ぐちゃぐちゃ言わず、強い(元気な)銘柄を徹底的に攻める作戦が有効だろう。じっくり型(長期・逆張り)の人にはフマキラー(4998)がお勧めだ。ヒアリだけではなく、害虫が次々に上陸している。異常気象(日本列島は亜熱帯入り?)の影響だろう。岡本硝子(7716)は仕手化する可能性がある。スマートバリュー(9417)は一段高が期待できる。
2017.07.07 講演会情報を更新しました!
講演会情報を更新しました。ぜひご覧くださいませ。
2017.07.04 日刊ゲンダイの新連載「杉村富生の”新”成長株投資」が好評!

 自慢ではないが、6月スタートの日刊ゲンダイの新連載「杉村富生の”新”成長株投資」(火、水、木の夕刊紙に掲載)が好評である。なにしろ、第1回目はアズジェント(4288)、第2回目はRIZAPグループ(2928)だ。ともに、急騰した。足元の株価は波乱だが…。

 マーケットでは「日本版FANGを探せ」と。FANGとは急成長しているフェイスブック、アマゾン・ドット・コム、ネットフリックス、アルファベット(グーグル)のこと。世界的なIT企業だ。合成株価指数が算出されている。この指数はNYダウと逆相関のパターンを描いている。目先的には反発のタイミングだろう。

 さて、野村證券では日本版「FUNG-like stocks」を選定している。時価総額の大きい順にソフトバンクグループ(9984)、ファーストリテイリング(9983)、村田製作所(6981)、日本電産(6594)、SMC(6273)などがピックアップされている。全部で35銘柄だ。ちょっと多すぎないか。

 それに、成長株とはいえない東武鉄道(9001)が入っているのに、なぜか任天堂(7974)が抜けている。これはおかしい。筆者は必ず入れる。まあ、アナリストの見方だし、仕方ないが…。大手証券はときどき不思議なことをする。

 さて、筆者は独自に「杉村流FUNG」を選定している。”新”成長株だ。もちろん、アズジェント、RIZAPグループは入っている。このほか、デクセリアルズ(4980)、フォーカスシステムズ(4662)、インスペック(6656)、星光PMC(4963)、アルファクス・フード・システム(3814)、スマートバリュー(9417)、アセンテック(3565)などを勝手に採用した。株価は中・長期的に大きく上昇すると思う。

 さらに、OaKキャピタル(3113)、大黒屋HD(6993)、スリー・ディー・マトリックス(7777)、日本アセットマーケティング(8922)を加えた。「こんな銘柄を?」を言われそうだが、この3銘柄には”夢とロマン”がある。特に、大黒屋HDが面白い。ともかく、80円~90円の株価は仕込みの好機と判断する。


2017.06.26 雑誌掲載のお知らせです(2017年6月)

新聞、雑誌、WEB掲載一覧です。ご高覧いただけますと幸いです。

〇夕刊紙 「日刊ゲンダイ」火曜日、水曜日、木曜日掲載

〇雑誌

8月号好評発売中!

月刊『ネットマネー』「杉村富生の今月の深堀り株」(産経新聞出版:毎月21日発売)、

7月号好評発売中!

『株主手帳』「マーケットレター」(青潮出版:毎月17日発売)、

毎週月曜日好評発売中!

『週刊商品データ』「杉村富生の株作戦」(商品データ)

〇WEB

「株探」 「珠玉の相場コラム」「杉村富生の短期相場観測」

https://kabutan.jp/writer/top/

2017.06.09 今週から日刊ゲンダイに連載が始まりました
  今週から日刊ゲンダイに連載が始まりました。火曜日、水曜日、木曜日掲載です。ご高覧いただけますと幸いです。
2017.03.10  新刊『株は“金銀銅”銘柄で完勝だ!!』のお知らせです

 弊書『東京オリンピックまであと3年 株は“金銀銅”銘柄で完勝だ!!』が株式会社すばる舎より2016年12月23日発売されました。全国の書店で発売中です。お手にとっていただけましたら幸いです。すばる舎の今月の売れ行きベスト10に入っております。

ドナルド・トランプ次期アメリカ大統領を歓迎する未曾有(みぞう)の猛反騰相場が展開されています。このチャンスをみすみす逃してはなりません。
 今回の猛反騰相場をいち早く予測した筆者が相場展開(デッサン)を示すとともに、注目セクター&活躍株が満載されています。主な内容は以下の通りです。筆者は東京オリンピックまであと3年、個人投資家待望の『おもてなし相場』が到来!と主張しています。

http://www.subarusya.jp/book/b266984.html