杉村富生の兜町ワールド

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NEWS&TOPICS

NEW 2017.05.30 『なぜ、こんなに弱いのか』が多くの投資家の感想!
 全般相場は“相変わらず”である。日経平均株価は2万円の大台を目前にもたついている。『なぜ、こんなに弱いのか』。多くの投資家の皆さんがそう思っていることだろう。為替は『有事の円買い』が続いている。1ドル=110円そこそこだ。地政学上のリスクの高まりが円高になる。これまた不思議な現象である。
 とはいえ、円高が一気に進むとは考えにくい。有力国内機関投資家は円高阻止に動いている。“変則”為替介入じゃないか。それに、日経平均株価の1株利益は1,400円台に乗せてきた。この1ヵ月の間に200円増えた。これが株価を下支えするだろう。

 もちろん、筆者はテーマ性を有する小物にマトを絞れ!と一貫して主張している。資金の回転が速いのが難点だか、機敏に対応すれば成果が上がる。エムアップ(3661)は出直り。基本的に、この相場は循環物色だ。テーマ的にはファインテック関連が人気を集めている。セレス(3696)は一段高が期待できる。
NEW 2017.05.30 引き続いて、テーマ性を有する小物を攻める!
 再三指摘しているように、物色傾向は微妙に変化している。しかし、テーマ性を有する小物は元気である。“主戦場”はこのグループだろう。ハピネット(7552)、うるる(3979)、ビーグリー(3981)が強い。スマートバリュー(9417)、フルテック(6546)、テリロジー(3356)が動兆しきり。
 大物では任天堂(7974)、ソニー(6758)が大商いとなっている。エイチ・アイ・エス(9603)の動きは一変だ。なお、テリロジーはフィスコ(3807)グループ、ハピネットは任天堂製品を取り扱っている。
 半導体のテスト工程を手掛けるテラプローブ(6627)はマイクロンテクノロジー(DRAMの世界3位メーカー)のグループ企業だ。マイクロンテクノロジーは広島工場において、2,200憶円を投じ次世代DRAMを量産する。テラプローブはこのメリットを受けるだろう。

 このほか、ルーデンHD(1400)、いい生活(3796)、ベクター(2656)、リミックスポイント(3825)、日本一ソフトウェア(3851)、モバイルファクトリー(3912)、GMOクラウド(3788)、アイ・エス・ピー(9702)、ソルクシーズ(4284)、日本サード・パーティ(2488)、インフォテリア(3853)、ASJ(2351)、ローツェ(6323)などが値を飛ばしている。
 ただし、GMOクラウド、アイ・エス・ピー、インフォテリア、ASJは29日に大きな上ヒゲを形成した。30日、31日に29日の高値を上回るか、否かが今後の相場を占うカギとなろう。もっとも、投機筋は『絶好の買い場』との判断だ。チャートの感覚も変わりつつある。
 いい生活は不動産支援システムをメーン事業とする。ここではVR関連企業との提携を材料にしている。目先的に、VR・AR関連は面白そうだ。ピクセラ(6731)、サイバネットシステム(4312)、テクノホライゾン(6629)、イード(6038)、カヤック(3904)、CRI・ミドルウェア(3698)、シリコンスタジオ(3907)などをピックアップできる。

 福井コンピュータHD(9790)はVR関連分野に注力している。シャープ(6753)はグーグルとVR関連分野で協業する。シャープには意欲的な中期経営計画もある。さらに、ソフトバンク(9984)の『10兆円ファンド』に1,000億円出資する。

NEW 2017.05.26 『昔の名前で出ています』といった感じか?
 銘柄、セクターによってはやや波乱含みとはいえ、基本的には引き続いてテーマ性を有する元気な小物を攻める場面だろう。この投資戦術は不変である。ネット・トレーダーは元気だ。ただ、ここ数日は機敏な対応が求められる、と主張している。なにしろ、資金の回転が速い。彼らはかなり儲かったと思う。しかし、取り残されると悲惨な結果になる。

 こんな状況下、商いを伴って人気を集めているのはエムアップ(3661)、リミックスポイント(3825)、ASJ(2351)、トレイダーズHD(8704)、アズジェント(4288)、マネーパートナーズ(8732)、ドリコム(3793)、フュートレック(2468)など。買いづらい銘柄ほど上がる。セクターゲームではビットコイン、フィンテック関連が出直りの動きを強めている。ビットコイン価格は急落しているが…。
 さらに、フィスコ(3807)、チエル(3933)、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(6090)、ULSグループ(3798)、インフォテリア(3853)、FRONTEO(2158)、Aiming(3911)、テラ(2191)、アイロムグループ(2372)が動兆しきり。懐かしい銘柄群だ。まあ、唄の題名ではないが、『昔の名前で出ています』といった感じか。

 このほか、サイバーリンクス(3683)、ソルクシーズ(4284)、ウェーブロックHD(7940)、フライングガーデン(3317)、日本システム技術(4323)、セック(3741)、インターネットインフィニティ(6545)、日本サード・パーティ(2488)などが値を飛ばしている。この相場は循環物色だ。物色傾向はくるくる変わる。押し目形成のビーグリー(3981)は『そろそろ』だろう。
 一方、全般相場については相変わらず、気迷い感の強い展開となっている。NYダウは6日続伸なのに。やはり、為替(円高圧力の存在)、政治のゴタゴタ(文部科学省の元次官の言動には怪しげな勢力がバックにいる?)などが嫌気されているのだろうか。もっとも、森を見ず、木を見よ!(徹底した銘柄勝負ッ)が信条の筆者には関係のない話である。
NEW 2017.05.25 話題のエヌビディア関連企業を攻める!
 目先はともかく、中・長期的には個別物色(森を見ず、木を見よ)の展開である。筆者はここ数年、徹底し強い銘柄にマトを絞れッ!と主張してきた。これが短期・順張り(ディーリング)の基本だろう。テーマ的には引き続いてRIZAPグループ(2928)、エヌビディアが本命だ。RIZAPグループは上場企業7社に投資(総投資金額は97.6憶円)、その含み益は約500億円(1株当たり300~400円⇒3,000円は筆者の計算違い)に達する。
 なお、その7社はイデアインターナショナル(3140)、マルコ(9980)、パスポート(7577)、夢展望(3185)、ジーンズメイト(7448)、ぱど(4838)、堀田丸正(8015)である。これらの銘柄は値上がり率ランキング(全市場ベース)の上位に軒並み顔を出していた。もっとも、25日は波乱含みだ。利食いに押されている。

 一方、エヌビディアの株式をソフトバンク(9984)が市場を通じ買っている事実が判明(約4,000億円を投入、発行株式数の5%を取得)した。トヨタ自動車(7203)は業務提携を行ったが、狙いは人工知能(AI)、IOTに関する技術力だ。提携済みの日本サード・パーティ(2488)、AKIBAHD(6840)は再評価必至と思う。
 さらに、プレインパッド(3655)、フュートレック(2468)、オプティム(3694)、オプトHD(2389)はエヌビディアと新規事業開拓のためのインセクション・プログラムパートナー協定を結んでいる。こちらの銘柄の展開力も大きい。足元の株価はやはり、波乱となっているが…。

 このほか、値動きに着目すると、この局面では電子チケットのエムアップ(3661)、画像内物体検査システム(AIを活用)のイー・ガーディアン(6050)、新材料が相次ぐラクオリア創薬(4579)、業績急浮上の明治機械(6334)、情報セキュリティのアズジェント(4288)、ビットコインのセレス(3696)、マネーパートナーズ(8732)などに注目できる。
NEW 2017.05.25 ルイス転換点&ぺティ・クラークの法則!
 経済学は基本的に、『難しい』との印象(先入観)がある。しかし、原理原則は分かりやすいものだ。それに、株式投資に役立つものが多い。『ルイス転換点』が好例だろう。これは社会が近代化するにつれて農村から都市への人口移動が起こり、一定の水準に達すると、それが止まる…という法則だ。昭和30~40年代の日本がそうだったし、過去5~10年の中国がそのタイミングを迎えている。

 日本の場合、集団就職(金のタマゴ)、出稼ぎなどが社会現象になった。井沢八郎さんの『ああ上野駅』がヒットした。中国では民工の出現だろう。だが、人口移動が止まると、製造業では人手不足、賃金上昇が加速し、FA(ファクトリー・オートメーション)の波が加速、NC装置、ロボット、IOTの導入が加速する。
 この流れを読めばファナック(6954)、ナブテスコ(6268)、ダイフク(6383)、THK(6481)、キーエンス(6861)などをいち早く買うことができたはずだ。これが先見性である。中国、ベトナム、メキシコは現在、省力化投資がブームになっている。この動きはアメリカでも活発化するだろう。

 そもそも、アメリカはもはや製造業の国ではない。アメリカの雇用に占める製造業のウエイトは8.5%に過ぎない。1990年以降、アメリカでは3,000万人の雇用が生み出されたが、製造業は逆に500万人減っている。サービス業が3,500万人増えた。この現象は、ぺティ・クラークの法則によって説明できる。
 これは社会(経済)が成熟するに従って産業構造は、1次産業⇒2次産業⇒3次産業(サービス業)にシフトするという法則である。アメリカはすでに、そうなっている。それを元に戻そうとするのは無理だろう。トランプ政権の弱点は、こんな単純なことが理解できない経済学者不在の状況にあるのではないか。
NEW 2017.05.24 セントレックス、アンビシャスが元気だぞッ!
 個別銘柄ではRIZAPグループ(2928)、Jストリーム(4308)、21LADY(3346)、デジタルアーツ(2326)、リネットジャパングループ(3556)、ラクオリア創薬(4579)、ASJ(2351)、JMACS(5817)、正興電機製作所(6653)などが抜群に強い。短期・順張りの個人投資家は元気である。ここは森を見ず、木を見よ!の投資姿勢が求められる。

 21LADYは名証セントレックスに上場している。RIZAPグループは札証アンビシャスだ。アンビシャスにはIOTソリューションを手掛けるエコモットが6月21日に上場する。岡三証券が主幹事だ。ちなみに、正興電機製作所は福証に上場している。地方市場は元気である。これも話題となろう。
NEW 2017.05.24 RIZAPグループの出資企業がフィーバー!
 RIZAPグループ(2928)は和装品を扱う堀田丸正(8105)と資本・業務提携を行う。堀田丸正の新株式3,500万株(価格55円)を約19億円で引き受ける。増資後の出資比率は62%となる。RIZAPグループの上場企業に対するM&Aは7社目だ。7社合計の総投資金額は約97.6憶円である。

 この7社(正確には6社)の含み益は5月22日付当コラムが既報のように、5月19日時点で400億円強に膨らんでいる。現在は500億円超になっているだろう。夢展望(3185)を始め、ジーンズメイト(7448)、イデアインターナショナル(3140)、パスポート(7577)、ぱど(4833)など出資先企業の株価は軒並み急騰している。

2017.05.23 信用規制強化に一喜一憂するな!ここは仕込みの好機!
 アズジェント(4288)は信用規制強化(委託保証金率50%、うち現金20%)を受け、下押している。しかし、この調整は仕込みの好機だろう。サイバーテロが横行している状況下、情報セキュリティ関連セクターには目が離せない。日本政府とイスラエル政府は『日本・イスラエルイノベーションネットワーク』を創設、サイバー防衛の共同演習を行っている。

 この分野ではイスラエルが先行している。アズジェントはイスラエルのボティーロ、チェック・ポイント・ソフトウェア、ファイアグラス、イリューシブネットワークスなど主要な情報セキュリティ会社と提携、次世代のオンリーワン商品を国内市場に投入している。その範囲はランサムウェア、個人情報搾取の防止、東京オリンピックに対する備え、IOT機器の防衛、コネクテッドカーのセキュリティ対策など多岐にわたる。

 こうした好環境と経営努力を背景に2021年3月期の売上高は150憶円(2017年3月期は48.4憶円)、経常利益は20億円(同3.3億円)と激増する。売上高は3倍、経常利益は6倍となる。これは会社側の計画だ。ちなみに、2017年3月期の1株利益は82円だった。これを単純に6倍すると、492円になる。一気に、高収益企業に変身である。
2017.05.23 個別物色機運は極めて旺盛だぞッ!
 個別物色機運は極めて旺盛である。黒谷(3168)、明治機械(6334)が出直りの動きを鮮明にしてきた。チャートの形が良い。もちろん、ファンダメンタルズは良好だ。仕手的な魅力だけではない。黒谷の2017年8月期の1株利益は86円、明治機械の2018年3月期の1株利益は45円と予想されている。この株価水準はPER的に買える。

 リミックスポイント(3825)にはビットコイン関連の材料が相次いでいる。株価は抜群に強い。23日はストップ高まであった。格好のディーリングの対象になろう。セメダイン(4999)、ブレインパッド(3655)、Jストリーム(4308)も面白そうだ。中村超硬(6166)、夢展望(3185)、サイバーステップ(3810)、ASJ(2351)、内外テック(3374)、ビリングシステム(3623)、ドリコム(3793)、KLab(3656)、ジャパンエレベーターサービスHD(6544)は異彩を放っている。強い銘柄を攻める、これが短期・順張りの基本である。

 さらに、ITbook(3742)の出番が近いと思う。青山財産ネットワークス(8929)の騰勢が衰えない。2017年12月期の1株利益は57円、28円配当を計画している。5円増配だ。連続増配を続けている。2018年12月期の1株利益は80円と予想されている。配当は32~34円とする。この好実態を考えると、4ケタ乗せは“最低目標”だろう。
2017.05.22 78.6億円の投資が500億円近くに膨らむ!

 株価の先行指標は出来高である。相場格言は、出来高は株価に先行する!と教えている。人間はどうか。健康のバロメーターは体重だろう。体重が急に減るのは良くない。その場合は精密検査が必要になる。思わぬ病気が隠れているケースがあろう。もちろん、太りすぎは困る。成人病の元凶だ。だからこそ、ダイエット本が売れる。

RIZAPグループ(2928)はダイエットの先駆者だ。テレビコマーシャルは多くの人が知っている。株式は札幌市場のアンビシャス(新興企業向け市場→名証のセントレックス、福証のQボードと同じようなもの)に上場している。ここ数日、大商いを演じている。札幌市場にとっては”救世主”的な存在だろう。

 業績は急浮上を示している。2018年3月期の売上高は57.6%増の予想だ。利益は先行投資負担があって、微増にとどまる。しかし、1株利益は63円(2017年3月期は60円)と高水準だ。将来的には100円超を十分に確保できるだろう。今期の配当は12.57円(前期は12.10円)とする。

 積極的なM&A戦略も評価できる。現在、上場企業6社を傘下に納めている。すなわち、イデアインターナショナル(3140)、マルコ(9980)、パスポート(7577)、夢展望(3185)、ジーンズメイト(7448)、ぱど(4833)である。

 発行株式数に対する出資比率、および投資金額はイデアインターナショナルが58%(7億円)、マルコが63%(27.5億円)、パスポートが65%(11億円)、夢展望が74%(7.5億円)、ジーンズメイトが64%(15.6億円)、ぱどが71%(10億円)となっている。総投資額は78.6億円だ。現在の価値は?「5~6倍に膨らんでいる」(会社側)という。

 単純に計算すると、この6社の含み益は400億円に達する。ちなみに、RIZAPグループの発行株式数は1274万株だ。1株当たりに直すと、含み益が3000円を超える。まあ、株価次第だが、すごい話じゃないか。

2017.05.22 エヌビディアと関係の深い企業は?

 トヨタ自動車(7203)とエヌビディアの提携が話題となっている。エヌビディアはAI(人口知能)、IOTなどの本命的な企業だ。次世代工場、自動運転には不可欠の技術である。日本企業ではすでに、日本サード・パーティ(2488)、AKIBAHD(6840)、ゼンリン(9474)、構造計画研究所(4748)などと提携している。

 さらに、エヌビディアとの新規事業開拓のためのインセクション・プログラムパートナー企業としてブレインパッド(3655)、フュートレック(2468)、オプティム(3694)、オプトHD(2389)などをピックアップできる。特に、ブレインパッド、フュートレックの展開力は大きいのではないか。

 一方、ビットコイン関連のセレス(3696)、リミックスポイント(3825)などが好人気だ。両銘柄ともに”休養”は十分である。セレスは1月10日に1878円、リミックスポイントは1月30日に377円の高値をつけている。中期的にはこの高値奪回が目標になろう。

2017.05.19 ウォーターゲート事件&ニクソン・ショックの考察!
 大統領の弾劾!このフレーズが想起するのは1973年10月のウォーターゲート事件(当時はニクソン大統領)である。幕開けはウォーターゲート事件の特別検察官のコックス氏の解任だった。今回はコミーFBI長官の解任だ。歴史は繰り返す、という。5月17日のNYダウが372ドル安と暴落したのは、『過剰反応』とはいえ、投資家心理としては当然だろう。
 しかし、ここで確認しておきたいのは1970年代と現在の経済状況の違いである。すなわち、1971年8月15日、当時のニクソン大統領はドラスチックな経済政策を断行した。日本では『ニクソン・ショック』として知られている。トランプ大統領が推進している『アメリカ第1主義』に似ていなくもない。迷惑極まりない身勝手な政策である。

 具体的には90日間の賃金・物価の凍結、輸入課徴金(10%)の創設、金とドルとの兌換(1トロイオンス=35ドル)停止、ドルの切り下げ…など。だが、実際は商品市況が急騰、原油価格は中東戦争があって4倍になり、国民生活はガタガタ(大混乱)に陥った。日本ではトイレットペーパー騒動だ。アメリカの失業率は9%に上昇した。大恐慌以来の惨状である。これを契機に、1ドル=360円だったドルの暴落(大量発行)が始まる。

 FRBはインフレ抑制のために、金融引き締めを強行する。FFレートは13%を超えた。これが株価に強烈なダメージを与えた。何と、S&P500指数は1973年1月~1974年12月に、51.5%(半値以下)も暴落した。しかし、現在は違う。失業率は4.4%と、ほぼ完全雇用に近い状態だし、インフレは抑制されている。
 さらに、企業業績は好調だ。FRBは利上げを続けているが、その手法はオーソドックス、かつ慎重である。6月利上げの確率は40%台に低下した。原油価格は落ち着いている。日本についていえば日米の金融政策の違いを考えると、円高が一段と進行するとは思えない。要するに、1970年代とは根本的に違う。
2017.05.19 外国人はいずれ、『持たざるリスク』に脅える?
 引き続いて、個別物色の展開である。現状は短期・順張りの個人投資家にとっては最良の投資環境だろう。賢い投資家はトランプ政権の行方など、まったく気にしていない。ASJ(2351)は連続ストップ高だ。オルトプラス(3672)、夢展望(3185)、エディア(3935)、セグエグループ(3968)が値を飛ばしている。

 有力筋が介入している明治機械(6334)は出直りの構え。5月10日には493円の高値がある。好業績、テーマ性内包の黒田精工(7726)、黒谷(3168)はそろそろ底打ち⇒反発のタイミングだろう。
 RIZAP(2928)は抜群に強い。M&A戦略が功を奏し、業績は急浮上に転じる。2018年3月期の1株利益は63円と予想されている。それと、発行株式数の57.9%を保有するイデアインターナショナル(3140)、同73.5%の夢展望(3185)、同63.1%のマルコ(9980)、同64.8%のパスポート(7577)の含み益はすごいことになっているのではないか。

 一方、全般相場については相変わらず、気迷い感の強い商状となっているが、そんなに心配はしていない。日経平均株価の1株利益は1,393円(予想ベース⇒前期実績は1,292円)と、この1ヵ月の間に約200円増えた。この好業績が株価を支えるだろう。
 外国人は国際的なベンチマークに対し、7.8%のアンダーウェイトになっている。いずれ、彼らは『持たざるリスク』に脅えるに違いない。日経平均株価が夏場に2万1,000~2万2,000円がらみの水準を目指す(PER17倍だと、2万3,681円)という筆者の基本シナリオは不変である。
2017.05.18 テンセント&有機EL関連を狙う!
 基本的に、個別物色の展開だろう。とりあえず、全般相場には期待できない。かねて、筆者は5月末にはテクニカル的に身をかがめる(調整の)必要がある、と主張してきた。テーマ的には筆者推奨の情報セキュリティ、RIZAPグループに加え、好業績のテンセント(中国のネット企業)関連、本格普及期入りの有機ELなどに注目できる。

 テンセント関連では電子決済、ゲームソフト、広告などの分野で日本企業がかかわっている。具体的には、ミクシィ(2121)、エムアップ(3661)、アドウェイズ(2489)、パピレス(3661)など。この局面ではチャート妙味、好業績のエムアップに狙い目があろう。有機ELではやはり、ブイ・テクノロジー(7717)、平田機工(6258)が本命だろう。
2017.05.18 トランプ政権に振り回される世界の株式市場!
 いや~、ひどい話である。トランプ政権が揺れている。ロシアに対する機密情報の漏えい、FBIに対する捜査妨害疑惑、コミーFBI長官の解任など不祥事が噴出、『弾劾』を叫ぶ議員が現れた。第2の『ウォーターゲート事件』との声もあるほど。まあ、もともと支持率40%のおかしな大統領だったが、ここにきて一段と迷走、混迷の度を深めている。
 これを嫌気し、NY市場は急落している。5月17日のNYダウは372ドル安だった。昨年11月のトランプ大統領誕生以来、最大の下げ幅だ。高止まりしていたS&P500指数、NASDAQ総合株価指数も売られている。古来、政治は経済を越える!という。政治の混乱はファンダメンタルズの良さを打ち消してしまう。世界の投資資金は一気に『リスク・オフ』に逆戻りである。

 為替は円高に振れている。1ドル=110円台に突入だ。有事の円買いである。せっかく円安傾向(一時は114円台に)が定着し、外国人が5月に入って買い越しに転換、良好な企業業績を評価する夏相場が開始されようとしたのに、すべてぶち壊しじゃないか。
 もっとも、筆者が唱えるテーマ性を有する元気な小物にとっては悪い相場環境ではない。引き続いてRIZAPグループ(2928)、およびファミリーのイデアインターナショナル(3140)、マルコ(9980)、ジーンズメイト(7448)、夢展望(3185)、ぱど(4833)、パスポート(7577)などは物色人気が継続するだろう。

 情報セキュリティのアズジェント(4288)、ソリトンシステムズ(3040)はじっくり狙いたい。話題性(社会的なテーマ)があり、かつ好業績だ。ここでの押し目は絶好の買い場となろう。ソリトンシステムズの2018年3月期の1株利益は74円の予想だ。アズジェントの2017年3月期の1株利益は82円だったが、2018年3月期は『非開示』だ。しかし2021年3月期は492円(前期比6倍⇒会社側の中期経営計画のデータをベースに筆者が推計)と予想されている。
2017.05.17 RIZAPグループの出資先企業がフィーバー!
 RIZAPグループ(2928)は札幌市場(新興市場のアンビシャス)に上場している。旧社名(上場企業を買収したのだが…)は健康コーポレーションだ。このところM&A戦略を強力に推進、業容を拡大させている。株価的には出資先企業が軒並み急騰、マーケットの話題になっている。短期・順張りの候補銘柄群である。

 具体的にはイデアインターナショナル(3140)、マルコ(9980)、ジーンズメイト(7448)、ぱど(4833)、パスポート(7577)、夢展望(3185)など。ひところはOakキャピタル(3113)の出資先企業が人気化するケースがあったが、現在はRIZAPグループだ。まあ、これらの銘柄には目が離せない。目先筋が割り切って介入しているのだろう。
2017.05.17 この局面ではシープドッグスタイルが有効!
 いわゆる、シープドッグ(牧羊犬)スタイルである。短期・順張り(ディーリング)はひたすら値動きを追う。徹底して強い銘柄を攻める。基本的に、オーバーナイト(翌日に持ち越すこと)はない。理想は“日計り”だ。シープドッグは鋭角的に行動できる。直線的に羊を追う。待ち伏せはしない。現在の相場環境ではこのやり方が最善と思う。

 ちなみに、商いを伴って人気を集めているのはソレイジア・ファーマ(4597)、enish(3667)、ドリコム(3793)、日本一ソフトウェア(3851)、ジーンズメイト(7448)、アズジェント(4288)、フェローテックHD(6890)、ティラド(7236)、ブイ・テクノロジー(7717)、ビーグリー(3981)、プレシジェン・システム・サイエンス(7707)など。
 自動ドアのフルテック(6546)、情報セキュリティの大興電子通信(8023)は出直りの構え。業績急浮上、情報セキュリティのジャパンシステム(9758)は連続ストップ高だ。フルテックの2018年3月期の1株利益は80円と予想されている。時価はPER的に出遅れが著しい。フルテック、大興電子通信はロングランに狙える。大興電子通信はチャート妙味に加え、下値では玉集めの動きが見られた。相場はこれからだろう。

 ソリトンシステムズ(3040)、アズジェント、ブイ・テクノロジーは目先だけではなく、長期・逆張りの対象になり得る。特に、アズジェントは中期的には『目標株価5,000円、1万円』の声が出てくるだろう。なにしろ、会社側は2021年3月期の売上高を150億円、経常利益を20億円(中期経営計画)と予想している。
 これは2017年3月期の売上高48.4億円に対し、3倍強の水準だ。経常利益は3.3億円(1株利益82円)⇒20億円と6倍になる。あくまでも単純計算だが、1株利益は何と、492円(82円×6倍)だ。1万円目標?冗談でしょう?いや、この収益予想が本当ならあり得る話である。
2017.05.16 情報セキュリティ関連セクターは世界的に人気!
 被害は15ヵ国に及ぶ。日本での感染も報告されている。ランサムウェアと称する“身代金”目的のコンピュータウィルスが世界的に猛威を振るっている。恐らく、テロ国家の仕業だろう。これを受け、株式市場では情報セキュリティ関連株が好人気だ。5月15日はジャパンシステム(9758)がストップ高になった。好業績が評価された面もある。
 このほか、セキュアヴェール(3042)、ソリトンシステムズ(3040)、ラック(3857)、デジタルアーツ(2326)、テリロジー(3356)、ソースネクスト(4344)などがにぎわっている。ソリトンシステムズの2017年12月期の1株利益は74円の予想だ。時価のPERは11~12倍と出遅れが著しい。このセクターの人気は話題性に加え、業績の裏付けがあって持続するだろう。

 大興電子通信(8623)は富士通(6702)系の特約店だ。通信機器、情報システムが収益の柱になっている。2018年3月期の1株利益は32円と予想されている。2017年3月期に3円復配を達成したが、今期は2円増の5円とする可能性が濃厚だ。材料的には『アップガード』と呼ばれる米軍使用の情報セキュリティソフトに注目できる。
 実は、この材料をハヤして4月24日には510円の高値をつけた。その後、調整しているが、ここにきて出直りの動きを鮮明にしている。アメリカでは、ファイア・アイ、シマンテックなど情報セキュリティ関連株が人気を集めている。そう、ウィルス対策は地球規模での最重要課題である。

 アズジェント(4288)の業績はV字型の浮上に転じる。16日には株価がストップ高となった。自治体向けセキュリティソフトに強い。ジャパンシステムが買えない分、アズジェントがディーリングの対象になろう。チャートは大上放れ。中期経営計画(2021年3月期の売上高は150憶円、経常利益は20億円を目指している)も評価できる。個別では、ITbook(3742)、ブイ・テクノロジー(7717)の猛反騰に期待したい。まあ、ブイ・テクノロジーは株価的に『ちょっと参戦』というわけにはいかないが…。
2017.05.15 時価の800円前後を「買い」と主張する理由!

 長い付き合いである。注目銘柄として取り上げて以来、もう8年になる。自慢ではないが、この銘柄の売買のタイミングは完璧だ。何?青山財産ネットワークス(8929)のこと。株価は800円台に乗せてきた。チャート的には高値ゾーンである。従来の感覚では「売り」だろう。

 しかし、ここは「買い」だと判断する。収益構造は一変している。事業承継、相続対策、資産運用などのコンサルタント部門が収益の柱に育ちつつある。日本M&Aセンター(2127)との協業も順調だ。2017年12月期の1株利益は57円(前期は50円)となる。配当は5円増の28円とする。

 このところ連続増配を続けている。ちなみに、2012年12月期の配当は7.5円、2013年12月期は10円、2014年12月期は15円、2015年12月期は18円、2016年12月期は23円だった。連続増配は業績の裏付けがなければできない。さらに、2018年12月期の1株利益は80円を超える。

 配当について会社側は「配当性向50%をメドに」としているが、この”公約”だと、「40円配当」になる。ただ、現時点では33~34円配当を考えているようだ。これでもすごい。要するに、時価の800円前後を「買い」と主張するにはそれなりの理由がある。

 もちろん、需給は良好だ。ここ数ヶ月の間に100万株近い玉が吸い上げられた。今後、取引先などの法人買いが入る可能性がある。好業績・好需給は株高の2大条件だ。今週は野村不動産HD(3231)などの思惑材料をきっかけに、不動産セクターに追い風が吹くだろう。これも支援材料になろう。

2017.05.15 短期・順張りのディーリング銘柄はジャパンシステム!

 短期・順張りのディーリング銘柄はジャパンシステム(9758)だろう。米HP、NTTデータと密接な関係を有する中堅SIである。目下、情報セキュリティ、監視カメラ事業に注力している。地方自冶体向けに強い。2017年12月期は売上高108億円、経常利益4億円、税引利益2億3000万円の予想だったが、1~3月期(第1・四半期)に経常利益は5億1800万円、税引利益は3億5300万円を確保した。すばらしい数字である。

 通期予想について、会社側は「不確実性が多い」として開示(当初予想のまま)していない。しかし、当初予想を大幅に上回るのは間違いない。一方、株価は3月9日に734円の高値をつけたあと調整、先週末(5月12日)の終値は497円だ。ほぼ底値ゾーンにある。500円近辺がうまく買えれば十分に利食いのチャンスがあろう。

 このほか、地流に乗る情報セキリュティ関連銘柄ではセキュアヴェイル(3042)、ソリトンシステムズ(3040)、アズジェント(4288)、ラック(3857)、テリロジー(3356)、デジタルアーツ(2326)なども注目できる。

2017.05.12 ―お礼― ザ・マネーの出演再開!
 ラジオNIKKEIのザ・マネー(水曜日午後3時10分~)の出演を5月10日に再開しました。ほぼ1ヵ月ぶりです。多くの方々より、『おめでとう』『元気な声を聞いて安心した』などのメール、電話を頂戴しました。取り急ぎ、この場を借りて御礼申し上げます。

 後援会活動は6月以降、本格稼働の予定ですが、5月13日(土曜日)の内藤証券焼津支店(午前10時~11時30分)の講演会は行きます。実質復帰第1弾です。ここは島田支店長を始め、営業員一同が株式営業に極めて熱心です。1年に数回は講演会を開催しています。お近くの皆様はぜひ、どうぞ。
2017.05.11 ラジオNIKKEIからCDマガジンのお知らせです


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毎月のCDマガジンのお届けはもちろん、

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定期購読=6ヶ月36,000円、1年66,000円(税・送料込み)

レター情報は月2回発行(レター情報が読めるのは、定期購読だけの特典です)

受付電話番号03-3595-4730 ラジオNIKKEI 通販ショップさうんろーど(営業時間
月~金10:0017:30祝日を除く)または、「ネットショップさうんろーど」をご覧ください 

URL http://radionikkei.shop-pro.jp/?pid=117777343




2017.05.02 ブログ再開のお知らせ&近況報告!
 3月27日より1ヵ月超にわたって休載していましたブログ(杉村富生の兜町ワールド)を再開いたします。長い間、皆様方にご不便とご心配、かつ、ご迷惑をかけましたことを深くお詫びするとともに、お見舞いを寄せていただいた方々にこの場を借りて御礼申し上げます。本格“稼働”はGW明け後になりますが、もう大丈夫です。6月以降は講演会活動も“通常”に戻ります。

 実は、3月30日~4月20日、虎の門病院(東京)に入院、加療中でした。18歳の時に上京、証券専門紙会社の5階(校正室)に住みつき、昼は新聞編集補助、夜は大学(明治)に通いつつ、企業調査・株価分析の研究(当初は真似事⇒株式講演会を開始したのは26歳)を続けてきました。約50年になります。著書は100冊を超えます。一時はテレビ東京、ニッポン放送、ラジオ日本、東北放送などにレギュラー番組を持ち、年間の講演会が150回を超える年もありました。このたびのダウン(病気)は完全に『“勤続”疲労』ですね。

 今回の件(入院・手術)は『歳なんだからあまり無理をするなよ』という神様の“警告”と受け止めています。もはや、体力的にこれまでのような全力“疾走”はできませんが、引き続いて『個人投資家の皆さんのサイドに立って』をモットーに、相場解説・銘柄発掘に精進したいと思います。ラジオ日経の『ザ・マネー』(水曜日午後3時10分~)の出演は5月復帰で局側と調整中です。ディレクター、および制作サイドの了解が得られれば、10日が復帰第1弾となりそうです。

2017.05.01 「杉村富生の短期相場観測 」掲載記事です 4月30日配信

最新の「杉村富生の短期相場観測」です。

https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201704300024

2017.04.28 講演会情報を更新しました!
講演会情報を更新しました。ぜひご覧くださいませ。
2017.04.28 雑誌掲載のお知らせです

雑誌掲載一覧です。ご高覧いただけますと幸いです。

〇雑誌

6月号好評発売中!

月刊『ネットマネー』「杉村富生の今月の深堀り株」(産経新聞出版:毎月21日発売)、

5月号好評発売中!

『株主手帳』「マーケットレター」(青潮出版:毎月17日発売)、


毎週月曜日好評発売中!

『週刊商品データ』「杉村富生の株作戦」(商品データ) (4月はお休みをいただきましたが、5月から再開いたします)


『日経マネー』6月号(日経BP社:4月21日発売)

「最強資産株&夢の成長株など多数

2017.04.19 「杉村富生の短期相場観測 」掲載記事です

最新の「杉村富生の短期相場観測」です。

https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201704160017

2017.04.06 「杉村富生の短期相場観測 」掲載記事です

最新の「杉村富生の短期相場観測」です。

https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201704020018

2017.03.27 雑誌掲載のお知らせです

今後の雑誌、WEB掲載予定一覧です。ご高覧いただけますと幸いです。

〇雑誌

5月号好評発売中!

月刊『ネットマネー』「杉村富生の今月の深堀り株」(産経新聞出版:毎月21日発売)、

4月号好評発売中!

『株主手帳』「マーケットレター」(青潮出版:毎月17日発売)、

毎週月曜日好評発売中!

『週刊商品データ』「杉村富生の株作戦」(商品データ) 

掲載予定です

「日経マネー」6月号(日経BP社:4月21日発売)など多数


〇WEB

WEBネットマネーhttp://netmoney-web.com/(産経新聞出版) 

Kabutan[杉村富生の短期相場観測](みんかぶ)など多数

http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20170319-00000009-stkms-market

2017.03.10  新刊『株は“金銀銅”銘柄で完勝だ!!』のお知らせです

 弊書『東京オリンピックまであと3年 株は“金銀銅”銘柄で完勝だ!!』が株式会社すばる舎より2016年12月23日発売されました。全国の書店で発売中です。お手にとっていただけましたら幸いです。すばる舎の今月の売れ行きベスト10に入っております。

ブックライナー(電話かFAX)もご利用できます。0120-39-8899(FAX:0120-39-8844)

ドナルド・トランプ次期アメリカ大統領を歓迎する未曾有(みぞう)の猛反騰相場が展開されています。このチャンスをみすみす逃してはなりません。
 今回の猛反騰相場をいち早く予測した筆者が相場展開(デッサン)を示すとともに、注目セクター&活躍株が満載されています。主な内容は以下の通りです。筆者は東京オリンピックまであと3年、個人投資家待望の『おもてなし相場』が到来!と主張しています。

http://www.subarusya.jp/book/b266984.html